第28回過労死等防止対策推進協議会 全体版資料 (122 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40481.html |
出典情報 | 過労死等防止対策推進協議会(第28回 6/4)《厚生労働省》 |
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「過労死等の防止のための対策に関する大綱」改訂にあたっての追加意見書
2024 年 4 月 25 日
2024 年 5 月 31 日
厚生労働省労働基準局
過労死等防止対策推進室
御中
協議委員 清山 玲
(過労死防止学会 副代表)
3 月の協議会での議論をふまえまして、追加意見書を提出いたします。
よろしくご検討賜りますよう、お願い申し上げます。
記
1. ILO190 号条約の批准について
いつ頃批准するかという条約批准までのスケジュールとそれに向けた主要課題を
示したうえで、解決に向けて努力することを記載することを要望します。
2. 調査研究について
1)
今後の調査研究の課題として、過労死問題の社会科学的な視点からの国際比較研
究が必要です。JILPT のような研究所に調査研究テーマとして取り上げていただく
ことを要望します。
2)
労働時間の把握にあたって、実態に反して労働時間から除外されているものがあ
り、医師や学校教員等の過労死等労働災害案件では認定の際に争点になっている。
このことをふまえて、過労死認定が認められた案件だけでなく、申請されたが認め
られなかったものについても調査分析することを要望します。
3)
過労死等防止関係の調査で、政府の調査研究を補足するものとして、とくに重点
業種では、研究者や労働組合等が行っている調査研究も白書で取り上げて紹介する
ことを要望します。
4)
労働時間制度の運用状況の調査だけではなく、制度が労働の実態に合う適切なも
のかどうかの調査も必要だと考えます。
5)
労働者の属性や職場の労働者間の人間関係等に関する調査をする際には、性、年
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