よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


第28回過労死等防止対策推進協議会 全体版資料 (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40481.html
出典情報 過労死等防止対策推進協議会(第28回 6/4)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

過労死等の防止のための対策に関する大綱(案)

過労死等の防止のための対策に関する大綱(令和3年7月30日閣議決定)

心臓疾患」という。)に係る労災請求件数は、近年は増加傾向にあったところ、 心臓疾患」という。)に係る労災請求件数は、近年は増加傾向にあったところ、
令和24年度は784803件(うち死亡205218件)となっている。ま 令和2年度は784件(うち死亡205件)となっている。また、労災支給決
た、労災支給決定(認定)件数は、近年は200件台前後で推移していたとこ 定(認定)件数は、近年は200件台で推移していたところ、令和2年度は1
ろおり、令和24年度は194件(うち死亡6754件)となっている。令和 94件(うち死亡67件)となっている。令和2年度は労災請求件数・支給決
24年度は労災請求件数・支給決定(認定)件数とも、業種別では「道路貨物 定(認定)件数とも、業種別では「道路貨物運送業」が、職種別では「自動車
運送業」が、職種別では「自動車運転従事者」が最も多い。年齢別では労災請 運転従事者」が最も多い。年齢別では労災請求件数が50歳代、60歳以上の
求件数が50歳代、60歳以上の順で多く、労災支給決定(認定)件数は50 順で多く、労災支給決定(認定)件数は50歳代、40歳代で多い。また、性
歳代、40歳代で多い。また、性別では、労災請求件数の86.684.4%、 別では、労災請求件数の86.6%、労災支給決定(認定)件数の92.8%
労災支給決定(認定)件数の92.890.7%を男性が占めている。
を男性が占めている。
次に、業務における強い心理的負荷による精神障害に係る労災請求件数は増
次に、業務における強い心理的負荷による精神障害に係る労災請求件数は増
加傾向にあり、令和24年度は2,0512,683件(うち未遂を含む自殺 加傾向にあり、令和2年度は2,051件(うち未遂を含む自殺155件)と
155183件)となっている。また、労災支給決定(認定)件数はも増加傾 なっている。また、労災支給決定(認定)件数は、平成24年度以降は400
向にあり、平成24年度以降は400件台から500件台前半で推移していた 件台から500件台前半で推移していたが、令和2年度は608件(うち未遂
が、令和24年度は608710件(うち未遂を含む自殺8167件)となっ を含む自殺81件)となっている。令和2年度は、労災請求件数・支給決定(認
ている。令和24年度は、労災請求件数・支給決定(認定)件数とも、業種別 定)件数とも、業種別では、「社会保険・社会福祉・介護事業」が、職種別で
では、「社会保険・社会福祉・介護事業」が、職種別では、「一般事務従事者」 は、「一般事務従事者」が最も多い。年齢別では労災請求件数・支給決定(認
が最も多い。年齢別では労災請求件数では40歳代、30歳代、50歳代の順 定)件数とも40歳代、30歳代、20歳代の順で多く、脳・心臓疾患に比べ
で多く、
・支給決定(認定)件数ともでは40歳代、3020歳代、2030歳 若い年齢層に多くなっている。さらに、性別でみると、労災請求件数の48.
代の順で多く、脳・心臓疾患に比べ若い年齢層に多くなっている。さらに、性 7%、労災支給決定(認定)件数の42.1%が女性であり、特に「社会保険・
別でみると、労災請求件数の48.748.5%、労災支給決定(認定)件数 社会福祉・介護事業」や「医療業」においては、女性の比率が労災請求件数・
の42.144.6%が女性であり、特に「社会保険・社会福祉・介護事業」 支給決定(認定)件数ともに7割を超えている。
や「医療業」においては、女性の比率が労災請求件数・支給決定(認定)件数
ともに7割を超えている。
令和24年度の精神障害に係る労災支給決定(認定)件数を出来事の類型別
令和2年度の精神障害に係る労災支給決定(認定)件数を出来事の類型別で
でみると、「事故や災害の体験上司等から、身体的攻撃、精神的攻撃等のパワ みると、
「事故や災害の体験」、
「仕事の量・質」、
「パワーハラスメント」、
「対人
ーハラスメントを受けた」、
「仕事の量・質悲惨な事故や災害の体験、目撃をし 関係」の順に多く、自殺(未遂を含む。)に限ってみると、
「仕事の量・質」、
「仕
た」、
「パワーハラスメント仕事内容・仕事量の(大きな)変化を生じさせる出 事の失敗、過重な責任の発生等」、
「パワーハラスメント」、
「役割・地位の変化
来事があった」、
「対人関係同僚等から、暴行又は(ひどい)いじめ・嫌がらせ 等」の順に多くなっている(以上、厚生労働省「過労死等の労災補償状況」に
を受けた」の順に多く、自殺(未遂を含む。)に限ってみると、
「仕事の量・質 よる。)。
仕事内容・仕事量の(大きな)変化を生じさせる出来事があった」、
「仕事の失
敗、過重な責任の発生等上司等から、身体的攻撃、精神的攻撃等のパワーハラ
スメントを受けた」、「2週間以上にわたって連続勤務を行った」「1か月に8
0時間以上の時間外労働を行った」

「役割・地位の変化等上司とのトラブルが
あった」の順に多くなっている(以上、厚生労働省「過労死等の労災補償状況」
による。)。

8

8