過労死等の防止のための対策に関する大綱（案）

過労死等の防止のための対策に関する大綱（令和３年７月30日閣議決定）

切な勤務時間管理、時間外勤務の上限規制制度の適正な運用を徹底するととも
に、時間外勤務の状況等を公表し、長時間労働の要因の検証とその結果を踏ま
えた長時間労働の削減の取組、メンタルヘルス対策等の推進を働きかける。さ
らに、地方公共団体における取組の好事例の情報提供を行う。
また、国家公務員、地方公務員の公務災害の実態について職員等への情報提
供を進めるとともに、補償制度や公務災害に関する相談窓口について周知を行
う。

の推進を働きかける。さらに、地方公共団体における取組の好事例の情報提供
を行う。

また、国家公務員、地方公務員の公務災害の実態について職員等への情報提
供を進めるとともに、補償制度や公務災害に関する相談窓口について周知を行
う。

４ 相談体制の整備等
４ 相談体制の整備等
（１）労働条件や健康管理等に関する相談窓口の設置
（１）労働条件や健康管理等に関する相談窓口の設置
労働条件や長時間労働・過重労働に関して、都道府県労働局、労働基準監督
労働条件や長時間労働・過重労働に関して、都道府県労働局、労働基準監督
署等で相談を受け付けるほか、電話相談窓口「労働条件相談ほっとライン」で 署等で相談を受け付けるほか、電話相談窓口「労働条件相談ほっとライン」で
平日夜間・土日祝日も労働者等からの相談を受け付ける。また、メンタルヘル 平日夜間・土日も労働者等からの相談を受け付ける。また、メンタルヘルス不
ス不調、過重労働による健康障害等について、労働者等が相談できるよう、働 調、過重労働による健康障害等について、労働者等が相談できる「こころの耳」
く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」において電話・メール・ において電話・メール・SNS 相談窓口を設置しており、新型コロナウイルス感
SNS 相談窓口を設置しており、新型コロナウイルス感染症に関連する相談の状 染症に関連する相談の状況にも留意しつつ、必要な相談体制の整備を図る。
況にも留意しつつ、必要な相談体制の整備を図るで相談を受け付ける。
健康管理に関しては、全国の産業保健総合支援センターにおいて、産業医、 健康管理に関しては、全国の産業保健総合支援センターにおいて、産業医、保
保健師、看護師等の産業保健スタッフ、事業者等からの相談に対応するととも 健師、看護師等の産業保健スタッフ、事業者等からの相談に対応するとともに、
に、地域産業保健センターの地域窓口において、産業医、保健師、看護師等の 地域産業保健センターの地域窓口において、産業医、保健師、看護師等の産業
産業保健スタッフ等がいない小規模事業場への訪問等により、労働者からのメ 保健スタッフ等がいない小規模事業場への訪問等により、労働者からのメンタ
ンタルヘルス等に関する相談に対応できるよう体制の整備を図る。
ルヘルス等に関する相談に対応できるよう体制の整備を図る。
また、都道府県労働局や「ハラスメント悩み相談室」において、パワーハラ
また、都道府県労働局や「ハラスメント悩み相談室」において、パワーハラ
スメントやセクシュアルハラスメント、妊娠・出産等に関するハラスメント等、 スメントやセクシュアルハラスメント、妊娠・出産等に関するハラスメント等、
過労死等に結び付きかねない職場におけるハラスメントについては、労働者等 過労死等に結び付きかねない職場におけるハラスメントについて、労働者等か
からの相談への迅速な対応を行うとともに、「ハラスメント悩み相談室」にお らの相談への迅速な対応を行う。
いて、カスタマーハラスメント及び就活ハラスメントに関する相談を受け付け
る。
加えて、フリーランス向けの相談体制としては、フリーランスの方々が発注
加えて、フリーランス向けの相談体制としては、フリーランスの方々がハラ
者等との間のハラスメントや発注者等との契約等のトラブル等について相談 スメントや発注者等との契約等のトラブル等について相談できる相談窓口を
できる相談窓口を設置しており、本相談窓口において、フリーランスの方々へ 設置しており、本相談窓口において、フリーランスの方々への相談対応を行う。
の相談対応や紛争解決の援助を行う。働く人のメンタルヘルス・ポータルサイ
ト上記「こころの耳」の中で、におけるメンタルヘルス等の相談窓口について、
令和５年度から相談の対象者を労災保険の特別加入者に拡大しており、労災保
険の特別加入者を含めた働く方への相談対応を行う。

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