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【介護保険計画課】 (126 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34362.html
出典情報 令和5年度 全国介護保険担当課長会議(7/31)《厚生労働省》
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点から、共生型サービスの活用も重要である。
加えて、生産年齢人口が減少する中においても、介護現場が地域におけ
る介護ニーズに応え、介護人材が利用者や家族からも感謝され、やりがい
を持って働き続けられる環境作りを進めるため、都道府県が中心となり、
介護現場における業務仕分けや課題に応じた介護ロボットやICTの活
用、元気高齢者、外国人材を含めた介護人材の確保・定着、介護という仕
事の魅力発信等のために必要な取組について情報交換や協議を行う会議体
を設け、地域内の関係団体や関係機関等のみならず、市町村も一体となっ
て介護現場革新に取組むことが重要である。その際、介護現場における業
務仕分けや介護ロボット・ICTの活用、高齢者や女性を含めた幅広い層
の参入による業務改善(いわゆる介護助手の取組)、複数法人による協同
組合の推進、介護人材の悩み相談窓口の整備、出産・育児・介護等と仕事
の両立支援など、介護現場革新に取り組むための方策を、以下の点に留意
して定めるよう努めるものとする。
(一) 都道府県が中心となって地域内の関係団体や関係機関等と連携し、
協議体を設け、地域の実情に応じ、重点的に取り組む事項を明確にする
こと。
(二) 事業ごとの実施状況を把握し、事後評価を行うことで施策を充実
・改善していくPDCAサイクルを確立すること。
介護現場革新の取組に当たっては、関係者の協働の下、業務効率化や介
護人材がやりがいをもって働き続けられる環境作りに取り組むモデル施設
を育成し、その地域のモデル施設が地域内の介護施設等へ先進的な取組を
市町村と連携して普及していくことが重要である。
また、市町村と連携しながら新規介護人材の確保及び介護人材の定着支
援を両輪で進め、子供から高齢者まで幅広い世代の地域住民に対して介護
職場の魅力を発信し、介護職場のイメージを刷新していくことが重要であ
る。
加えて、男女雇用機会均等法等におけるハラスメント対策に関する事業
者の責務を踏まえ、令和三年度介護報酬改定において、全ての介護サービ
ス事業者に対し、事業の運営に当たって、職場におけるセクシュアルハラ
スメント又はパワーハラスメントを防止するための方針の明確化等の必要
な措置を講ずることが義務付けられた。このような状況も踏まえ、ハラス
メント対策を含めた働きやすい環境づくりに向けた取組を推進していくこ
とが重要である。なお、複数人での訪問を実施する場合には、地域医療介
護総合確保基金を活用し、訪問介護員等に同行する者への謝金について助
成を行うことも可能である。
在宅医療・介護連携の推進において、これまで市町村は在宅医療の提供

在宅医療・介護連携の推進において、これまで市町村は在宅医療の提供

(一) 都道府県が中心となって地域内の関係団体や関係機関等と連携し、
協議体を設け、地域の実情に応じ、重点的に取り組む事項を明確にする
こと。
(二) 事業ごとの実施状況を把握し、事後評価を行うことで施策を充実
・改善していくPDCAサイクルを確立すること。
介護現場革新の取組に当たっては、関係者の協働の下、業務効率化や介
護人材がやりがいをもって働き続けられる環境作りに取り組むモデル施設
を育成し、その地域のモデル施設が地域内の介護施設等へ先進的な取組を
市町村と連携して普及していくことが重要である。
また、市町村と連携しながら新規介護人材の確保及び介護人材の定着支
援を両輪で進め、子供から高齢者まで幅広い世代の地域住民に対して介護
職場の魅力を発信し、介護職場のイメージを刷新していくことが重要であ
る。

加えて、生産年齢人口が減少する中においても、介護現場が地域におけ
る介護ニーズに応え、介護人材が利用者や家族からも感謝され、やりがい
を持って働き続けられる環境作りを進めるため、都道府県が中心となり、
介護現場における業務仕分けや介護ロボットやICTの活用、元気高齢者
を含めた介護人材の確保・定着、介護という仕事の魅力発信等のために必
要な取組について情報交換や協議を行う会議体を設け、地域内の関係団体
や関係機関等のみならず、市町村も一体となって介護現場革新に取組むこ
とが重要である。その際、介護現場における業務仕分けやロボット・IC
Tの活用、元気高齢者の参入による業務改善(介護助手の取組)、複数法
人による協同組合の推進、介護人材の悩み相談窓口の整備、出産・育児・
介護等と仕事の両立支援など、介護現場革新に取り組むための方策を、以
下の点に留意して定めるよう努めるものとする。