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提案書21(4001頁~4203頁) (176 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑯参考文献1

1)名称

Development of the Dementia Assessment Sheet for Community-based Integrated Care System 8-items, a short
version of the Dementia Assessment Sheet for Community-based Integrated Care System 21-items, for the
assessment of cognitive and daily functions.

2)著者

Toyoshima K, Araki A, Tamura Y, Iritani O, Ogawa S, Kozaki K, Ebihara S, Hanyu H, Arai H, Kuzuya M, Iijima K,
Sakurai T, Suzuki T, Toba K, Arai H, Akishita M, Rakugi H, Yokote K, Ito H, Awata S.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Geriatr Gerontol Int. 2018 Oct;18(10):1458-1462.

4)概要

高齢者または高齢糖尿病患者を対象に認知・生活機能質問票(DASC-8)は高齢者の血糖コントロール目標設定のための3つ
のカテゴリー分類を良好な感度、特異度で行うことができることをROC解析(MMSE、Barthel 指標、Lawton指標を基準)で
証明した。

1)名称

Use of Dementia Assessment Sheet for Community-based Integrated Care System 8-items (DASC-8) for the screening
of frailty and components of comprehensive geriatric assessment.

2)著者

Toyoshima K, Araki A, Tamura Y, Ishikawa J, Kodera R, Oba K, Chiba Y, Shuichi Awata S.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Geriatr Gerontol Int. 2020;20:1157-1163.

4)概要

糖尿病患者を含む高齢者をDASC-8を用いて高齢者糖尿病の血糖コントロール目標の設定のための3つのカテゴリーに分類す
ると、カテゴリーが進むにつれて、フレイル、認知症、低栄養リスク、服薬アドヒアランス低下の頻度が段階的に増加し、
握力、歩行速度、身体活動量、社会ネットワークが低下した。DASC-8によるカテゴリーはフレイルを含めたCGAの要素と関
連し、フレイル予防の食事・運動療法、服薬アドヒアランス低下に対する治療の単純化(減薬)、社会参加などの対策を行
うことに利用できる。

1)名称

Functional category based on cognition and activities of daily living predicts all-cause mortality in older
adults with diabetes mellitus: the Japanese Elderly Diabetes Intervention.

2)著者

Omura T, Tamura Y, Sakurai T, Umegaki H, Iimuro S, Ohashi Y, Ito H, Araki A; the Japanese Elderly Diabetes
Intervention Trial Research Group.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Geriatr Gerontol Int 2021;21:512-518

4)概要

高齢者糖尿病患者の6年間の縦断研究により、認知機能とADLに基づいて3つのカテゴリーに分類すると、年齢、HbA1c、合
併症を含む併存症などを調整しても、カテゴリーが進むにつれて死亡リスクが増加した。このカテゴリーによる死亡リスク
の上昇はSU薬またはインスリンを使用の患者で顕著にみられた。

1)名称

Hospitalization for Hypoglycemia in Japanese Diabetic Patients: A Retrospective Study Using a National
Inpatient Database,

2)著者

Sako A, Yasunaga H, Matsui H, Fushimi K, Hamasaki H, Katsuyama H, Tsujimoto T, Goto A, Yanai H.

⑯参考文献2

⑯参考文献3

⑯参考文献4

⑯参考文献5

3)雑誌名、年、月、号、ページ

A Retrospective Study Using a National Inpatient Database, 2008-2012.

4)概要

Medicine (Baltimore). 2015;94:e1029. DPCデータベース解析(2008-2012)により、日本の糖尿病患者1000人当たり年間
4.1 回の低血糖入院が発生し(1万6千人から2万2千人)、入院医療費の中央値は25万9千円と推計された。低血糖で入院し
た患者の平均年齢は73.4歳(80歳以上36%)と大半が高齢者であった。

1)名称

The agreement between measured HbA1c and optimized target HbA1c based on the Dementia Assessment Sheet for
Community-based Integrated Care System 8-items (DASC-8): A cross-sectional study of elderly patients with
diabetes

2)著者

Miya T, Nakamura A, Yokota I, Cyo KY, Kameda H, Nomoto H, Takase T, Omori M, Ono M, Nagai S, Taneda S, Miyoshi
H, Atsumi T.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Geriatr Gerontol Int 2022; 22: 560–567

4)概要

高齢者糖尿病患を対象にDASC-8を用いて血糖コントロール目標設定のための3つのカテゴリーに分類すると、重症低血糖の
リスクを有する薬剤を使用する患者では、カテゴリーの段階がⅠ→Ⅱ→Ⅲと進むにつれて目標下限値を下回る割合が増え
る。DASC-8によって重症低血糖のリスクが高い患者を見出し、低血糖の対策を行うことが可能である。

※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。

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