提案書21(4001頁~4203頁) (193 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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• 技術の概要
エイト(一般的名称:交番磁界治療器)を用いて、2種類の交番磁界(2kHz, 83.3MHz)を疼痛
部等に照射することで疼痛を緩和する。エイトは患者が自宅で使用可能な設計であるため、医師
の指導管理の下在宅での疼痛緩和が可能。微弱な磁界を用いることによる安全性の高さが特徴。
• 対象疾患
エイト外観
①本体(ボタンを押下することで治療開始)
②パッド(疼痛部等に当てて、磁界照射する)
線維筋痛症
• 対象疾患における既存治療・課題
・医薬品(プレガバリン・デュロキセチン)による治療が主流
・既存治療では一定の効果を認めるものの、奏功しない患者の
存在や、医薬品特有の副作用により治療継続困難な患者の存在
が課題となっている。
②
①
• 対象疾患における有効性・副作用
エイトと同じ磁界照射の性能を有する前世代品を用いて、線維筋痛症患者を対象に二重盲検試
験を実施したところ、プラセボと比較した疼痛改善が認められた。磁気治療に由来する副作用は
認められなかった。
• 治療の流れ
受診(月1回)
・治療法・機器使用方法説明
・患者日誌の記載要綱説明
・定期的な有効性等の確認
・緊急対応(発生時)
医師
診察・エイトの提供
指導管理
・自宅におけるエイトの使用(1
日1回~4回、毎日)
・患者日誌の記録(疼痛の程
度)
患者
• 診療報酬上の扱い
本技術に関する在宅管理料(C区分)の創設を希望(1800点/月)。
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