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参考資料8 薬学教育モデル・コアカリキュラム(平成25年度改訂版) (16 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/058/gijiroku/1411266_00003.html
出典情報 薬学実務実習に関する連絡会議(第14回 12/27)《文部科学省》
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スト」という。)に移行してよいもの(薬剤経済の一部など)を除外するととも
に、旧コアカリにはない重要な項目(個人情報の取扱い、血液供給体制、地域
連携など)を追加した。

【C薬学基礎:全般】
「薬学基礎」に関しては「薬剤師として求められる基本的な資質」のすべて
のアウトカムのベースとなる「基礎的な科学力」を醸成することを念頭に改訂
を行った。SBOはコアカリとなる項目を厳選し、約3割減のスリム化を図った。
技能(実習項目)は、すべての大学で実施可能な項目を選定することとした。
また他分野との重複を避けるように調整を行った。

【C薬学基礎:物理】
「薬学基礎:物理」では、医薬品を含む化学物質を構成する原子、分子の性
質や挙動を司る基本的な原理を主に取り扱うこととした。さらに、学生が修得
する基本的な知識や技能が、将来、医療現場などのチームの中で応用されるこ
とを想定して、基礎から応用への橋渡しも考慮しながら、改訂作業を実施した。
旧 C1 の【放射線と放射能】にある「放射線の測定原理」は「薬学基礎:物理」
で、
「放射線の生体への影響」は「D衛生薬学」で学ぶようにすみ分けた。また、
旧 C1 の【物質の移動】の内容は「E医療薬学」へ、旧 C2 の【薬毒物の分析】
の内容は「D衛生薬学」へ移行した。旧 C3「生体分子の姿・かたちをとらえる」
は、基本的な事項として必要なものは C1 および C2 に取り込み、アドバンスト
とするものは移行し、全体としては、旧 C3 を削除した。さらに、機器分析のう
ち、構造解析のための分析法については、基本的な原理は「薬学基礎:物理」
で、その応用は「薬学基礎:化学」で学ぶようにすみ分けた。

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