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参考資料8 薬学教育モデル・コアカリキュラム(平成25年度改訂版) (58 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/058/gijiroku/1411266_00003.html
出典情報 薬学実務実習に関する連絡会議(第14回 12/27)《文部科学省》
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衛生薬学
健康
GIO

人々の健康増進、公衆衛生の向上に貢献できるようになるために、現代社会にお
ける疾病とその予防、栄養と健康に関する基本的知識、技能、態度を修得する。

(1)社会・集団と健康
GIO

人々(集団)の健康と疾病の現状およびその影響要因を把握するために、保健統
計と疫学に関する基本的事項を修得する。

【①健康と疾病の概念】
1.

健康と疾病の概念の変遷と、その理由を説明できる。

【②保健統計】
1.

集団の健康と疾病の現状およびその影響要因を把握する上での人口統計の意義を概説できる。

2.

人口統計および傷病統計に関する指標について説明できる。

3.

人口動態(死因別死亡率など)の変遷について説明できる。

【③疫学】
1.

疾病の予防における疫学の役割を説明できる。

2.

疫学の三要因(病因、環境要因、宿主要因)について説明できる。

3.

疫学の種類(記述疫学、分析疫学など)とその方法について説明できる。

4.

リスク要因の評価として、オッズ比、相対危険度、寄与危険度および信頼区間について説明し、計
算できる。
(知識・技能)

(2)疾病の予防
GIO

健康を理解し疾病の予防に貢献できるようになるために、感染症、生活習慣病、
職業病などについての現状とその予防に関する基本的事項を修得する。

【①疾病の予防とは】
1.

疾病の予防について、一次、二次、三次予防という言葉を用いて説明できる。

2.

健康増進政策(健康日本21など)について概説できる。

【②感染症とその予防】
1.

現代における感染症(日和見感染、院内感染、新興感染症、再興感染症など)の特徴について説明
できる。

2.

感染症法における、感染症とその分類について説明できる。

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