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参考資料8 薬学教育モデル・コアカリキュラム(平成25年度改訂版) (20 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/058/gijiroku/1411266_00003.html
出典情報 薬学実務実習に関する連絡会議(第14回 12/27)《文部科学省》
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移動し、内容を充実させ、症候に関する知識を解釈のレベル(患者情報をもと
に疾患を推測できる )まで求めた。
全体を通じて「医薬品の安全性」に注目し、副作用とその対処法、安全性の
研究で重要な観察研究の手法などについても新設し、また内容を充実させた。
動物実験については必要最小限を残した。
漢方は化学系薬学領域に盛り込まれていたが、実務実習のコアカリでは「薬
局実習」の薬局製剤として扱われ、国家試験では「実務」の領域から出題され
ていた。治療薬としての観点から、漢方を「E2 薬理・病態・薬物治療」のユニ
ットとして記述することとした。
漢方独自の用語で説明される概念の理解が必要なので、漢方の基本用語を加
え、局方に収載される 24 処方について適応となる証、症状や疾患を加えた。

【F薬学臨床】
実務実習事前学習、病院実習、薬局実習と3領域に分かれていた目標を統一
して、
「薬剤師として求められる基本的な資質」を臨床の場で確実に身につける
ことを大前提とした目標の分類・提示を行った。目標修得の過程が分かりやす
いように、病院・薬局での実務実習実施前に大学の授業で修得しておくべき目
標については「前)」と表記した。
「前)」が付されている SBO のうち技能・態度
に係る授業は、各大学においてシミュレーション等の対応可能な方法により学
修するものである。
薬剤師になるための準備として2年次修了までに学修しておくことが望まし
い「早期臨床体験」の目標を、医療の担い手に必要な態度を身につける薬学臨
床の基礎の目標として提示した。
本領域は6年制薬学教育の最終時点で修得すべき目標がほとんどで、Aから
E領域までの目標を修得した上で学修する目標が多い。そのため、特にその項
目と関連の深い他領域の項目は参照として提示した。
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