参考資料8 薬学教育モデル・コアカリキュラム(平成25年度改訂版) (40 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/058/gijiroku/1411266_00003.html |
出典情報 | 薬学実務実習に関する連絡会議(第14回 12/27)《文部科学省》 |
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1. アミン類の基本的性質と反応を列挙し、説明できる。
【⑥電子効果】
1. 官能基が及ぼす電子効果について概説できる。
【⑦酸性度・塩基性度】
1. アルコール、フェノール、カルボン酸、炭素酸などの酸性度を比較して説明できる。
2. 含窒素化合物の塩基性度を比較して説明できる。
(4)化学物質の構造決定
GIO
代表的な機器分析としての核磁気共鳴(NMR)
、赤外吸収(IR)
、質量分析による構
造決定法の基本的事項を修得する。
【①核磁気共鳴(NMR)
】
1.
1
H および 13C NMR スペクトルより得られる情報を概説できる。
2. 有機化合物中の代表的プロトンについて、おおよその化学シフト値を示すことができる。
3.
1
4.
1
H NMR の積分値の意味を説明できる。
H NMR シグナルが近接プロトンにより分裂(カップリング)する基本的な分裂様式を説明できる。
5. 代表的な化合物の部分構造を 1H NMR から決定できる。(技能)
【②赤外吸収(IR)】
1. IR スペクトルより得られる情報を概説できる。
2. IR スペクトル上の基本的な官能基の特性吸収を列挙し、帰属することができる。
(知識・技能)
【③質量分析】
1. マススペクトルより得られる情報を概説できる。
2. 測定化合物に適したイオン化法を選択できる。(技能)
3. ピークの種類(基準ピーク、分子イオンピーク、同位体ピーク、フラグメントピーク)を説明でき
る。
4. 代表的な化合物のマススペクトルを解析できる。
(技能)
【④総合演習】
1. 代表的な機器分析法を用いて、代表的な化合物の構造決定ができる。
(技能)
(5)無機化合物・錯体の構造と性質
GIO
代表的な無機化合物・錯体(医薬品を含む)の構造、性質に関する基本的事項を修
得する。
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