参考資料8 薬学教育モデル・コアカリキュラム(平成25年度改訂版) (80 ページ)
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公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/058/gijiroku/1411266_00003.html |
出典情報 | 薬学実務実習に関する連絡会議(第14回 12/27)《文部科学省》 |
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1.
EBM の基本概念と実践のプロセスについて説明できる。
2.
代表的な臨床研究法(ランダム化比較試験、コホート研究、ケースコントロール研究など)の長所
と短所を挙げ、それらのエビデンスレベルについて概説できる。
3.
臨床研究論文の批判的吟味に必要な基本的項目を列挙し、内的妥当性(研究結果の正確度や再現性)
と外的妥当性(研究結果の一般化の可能性)について概説できる。(E3(1)【③収集・評価・加
工・提供・管理】参照)
4.
メタアナリシスの概念を理解し、結果を説明できる。
【⑤生物統計】
1.
臨床研究における基本的な統計量(平均値、中央値、標準偏差、標準誤差、信頼区間など)の意味
と違いを説明できる。
2.
帰無仮説の概念および検定と推定の違いを説明できる。
3.
代表的な分布(正規分布、t分布、二項分布、ポアソン分布、χ2 分布、F 分布)について概説でき
る。
4.
主なパラメトリック検定とノンパラメトリック検定を列挙し、それらの使い分けを説明できる。
5.
二群間の差の検定(t検定、χ2 検定など)を実施できる。(技能)
6.
主な回帰分析(直線回帰、ロジスティック回帰など)と相関係数の検定について概説できる。
7.
基本的な生存時間解析法(カプラン・マイヤー曲線など)について概説できる。
【⑥臨床研究デザインと解析】
1.
臨床研究(治験を含む)の代表的な手法(介入研究、観察研究)を列挙し、それらの特徴を概説で
きる。
2.
臨床研究におけるバイアス・交絡について概説できる。
3.
観察研究での主な疫学研究デザイン(症例報告、症例集積、コホート研究、ケースコントロール研
究、ネステッドケースコントロール研究、ケースコホート研究など)について概説できる。
4.
副作用の因果関係を評価するための方法(副作用判定アルゴリズムなど)について概説できる。
5.
優越性試験と非劣性試験の違いについて説明できる。
6.
介入研究の計画上の技法(症例数設定、ランダム化、盲検化など)について概説できる。
7.
統計解析時の注意点について概説できる。
8.
介入研究の効果指標(真のエンドポイントと代用のエンドポイント、主要エンドポイントと副次的
エンドポイント)の違いを、例を挙げて説明できる。
9.
臨床研究の結果(有効性、安全性)の主なパラメータ(相対リスク、相対リスク減少、絶対リスク、
絶対リスク減少、治療必要数、オッズ比、発生率、発生割合)を説明し、計算できる。(知識・技
能)
【⑦医薬品の比較・評価】
1.
病院や薬局において医薬品を採用・選択する際に検討すべき項目を列挙し、その意義を説明できる。
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