参考資料8 薬学教育モデル・コアカリキュラム(平成25年度改訂版) (25 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/058/gijiroku/1411266_00003.html |
出典情報 | 薬学実務実習に関する連絡会議(第14回 12/27)《文部科学省》 |
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基本事項
(1)薬剤師の使命
GIO
医療と薬学の歴史を認識するとともに、国民の健康管理、医療安全、薬害防止に
おける役割を理解し、薬剤師としての使命感を身につける。
【①医療人として】
1.
常に患者・生活者の視点に立ち、医療の担い手としてふさわしい態度で行動する。(態度)
2.
患者・生活者の健康の回復と維持に積極的に貢献することへの責任感を持つ。
(態度)
3.
チーム医療や地域保健・医療・福祉を担う一員としての責任を自覚し行動する。
(態度)
4.
患者・患者家族・生活者が求める医療人について、自らの考えを述べる。(知識・態度)
5.
生と死を通して、生きる意味や役割について、自らの考えを述べる。
(知識・態度)
6.
一人の人間として、自分が生きている意味や役割を問い直し、自らの考えを述べる。(知識・態度)
7.
様々な死生観・価値観・信条等を受容することの重要性について、自らの言葉で説明する。
(知識・
態度)
【②薬剤師が果たすべき役割】
1.
患者・生活者のために薬剤師が果たすべき役割を自覚する。(態度)
2.
薬剤師の活動分野(医療機関、薬局、製薬企業、衛生行政等)と社会における役割について説明で
きる。
3.
医薬品の適正使用における薬剤師の役割とファーマシューティカルケアについて説明できる。
4.
医薬品の効果が確率論的であることを説明できる。
5.
医薬品の創製(研究開発、生産等)における薬剤師の役割について説明できる。
6.
健康管理、疾病予防、セルフメディケーション及び公衆衛生における薬剤師の役割について説明で
きる。
7.
薬物乱用防止、自殺防止における薬剤師の役割について説明できる。
8.
現代社会が抱える課題(少子・超高齢社会等)に対して、薬剤師が果たすべき役割を提案する。
(知
識・態度)
【③患者安全と薬害の防止】
1.
医薬品のリスクを認識し、患者を守る責任と義務を自覚する。
(態度)
2.
WHO による患者安全の考え方について概説できる。
3.
医療に関するリスクマネジメントにおける薬剤師の責任と義務を説明できる。
4.
医薬品が関わる代表的な医療過誤やインシデントの事例を列挙し、その原因と防止策を説明できる。
5.
重篤な副作用の例について、患者や家族の苦痛を理解し、これらを回避するための手段を討議する。
(知識・態度)
6.
代表的な薬害の例(サリドマイド、スモン、非加熱血液製剤、ソリブジン等)について、その原因
と社会的背景及びその後の対応を説明できる。
7.
代表的な薬害について、患者や家族の苦痛を理解し、これらを回避するための手段を討議する。
(知
識・態度)
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