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参考資料8 薬学教育モデル・コアカリキュラム(平成25年度改訂版) (57 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/058/gijiroku/1411266_00003.html
出典情報 薬学実務実習に関する連絡会議(第14回 12/27)《文部科学省》
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(4)病原体としての微生物
GIO

ヒトと微生物の関わりおよび病原微生物に関する基本的事項を修得する。

【①感染の成立と共生】
1. 感染の成立(感染源、感染経路、侵入門戸など)と共生(腸内細菌など)について説明できる。
2. 日和見感染と院内感染について説明できる。

【②代表的な病原体】
1. DNA ウイルス(ヒトヘルペスウイルス、アデノウイルス、パピローマウイルス、B 型肝炎ウイルスな
ど)について概説できる。
2. RNA ウイルス(ノロウイルス、ロタウイルス、ポリオウイルス、コクサッキーウイルス、エコーウイ
ルス、ライノウイルス、A型肝炎ウイルス、C 型肝炎ウイルス、インフルエンザウイルス、麻疹ウイ
ルス、風疹ウイルス、日本脳炎ウイルス、狂犬病ウイルス、ムンプスウイルス、HIV、HTLV など)に
ついて概説できる。
3. グラム陽性球菌(ブドウ球菌、レンサ球菌など)およびグラム陽性桿菌(破傷風菌、ガス壊疽菌、
ボツリヌス菌、ジフテリア菌、炭疽菌、セレウス菌、ディフィシル菌など)について概説できる。
4. グラム陰性球菌(淋菌、髄膜炎菌など)およびグラム陰性桿菌(大腸菌、赤痢菌、サルモネラ属菌、
チフス菌、エルシニア属菌、クレブシエラ属菌、コレラ菌、百日咳菌、腸炎ビブリオ、緑膿菌、レ
ジオネラ、インフルエンザ菌など)について概説できる。
5. グラム陰性らせん菌(ヘリコバクター・ピロリ、カンピロバクター・ジェジュニ/コリなど)およ
びスピロヘータについて概説できる。
6. 抗酸菌(結核菌、らい菌など)について概説できる。
7. マイコプラズマ、リケッチア、クラミジアについて概説できる。
8. 真菌(アスペルギルス、クリプトコックス、カンジダ、ムーコル、白癬菌など)について概説でき
る。
9. 原虫(マラリア原虫、トキソプラズマ、腟トリコモナス、クリプトスポリジウム、赤痢アメーバな
ど)
、蠕虫(回虫、鞭虫、アニサキス、エキノコックスなど)について概説できる。

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