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参考資料8 薬学教育モデル・コアカリキュラム(平成25年度改訂版) (64 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/058/gijiroku/1411266_00003.html
出典情報 薬学実務実習に関する連絡会議(第14回 12/27)《文部科学省》
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【①症候】
1.

以下の症候・病態について、生じる原因とそれらを伴う代表的疾患を挙げ、患者情報をもとに疾患
を推測できる。

ショック、高血圧、低血圧、発熱、けいれん、意識障害・失神、チアノーゼ、脱水、全身倦怠感、
肥満・やせ、黄疸、発疹、貧血、出血傾向、リンパ節腫脹、浮腫、心悸亢進・動悸、胸水、胸痛、
呼吸困難、咳・痰、血痰・喀血、めまい、頭痛、運動麻痺・不随意運動・筋力低下、腹痛、悪心・
嘔吐、嚥下困難・障害、食欲不振、下痢・便秘、吐血・下血、腹部膨満(腹水を含む)、タンパク
尿、血尿、尿量・排尿の異常、月経異常、関節痛・関節腫脹、腰背部痛、記憶障害、知覚異常(し
びれを含む)・神経痛、視力障害、聴力障害

【②病態・臨床検査】
1.

尿検査および糞便検査の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。

2.

血液検査、血液凝固機能検査および脳脊髄液検査の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明でき
る。

3.

血液生化学検査の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。

4.

免疫学的検査の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。

5.

動脈血ガス分析の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。

6.

代表的な生理機能検査(心機能、腎機能、肝機能、呼吸機能等)、病理組織検査および画像検査の
検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。

7.

代表的な微生物検査の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。

8.

代表的なフィジカルアセスメントの検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。

(3)薬物治療の位置づけ
GIO

医療チームの一員として薬物治療に参画できるようになるために、代表的な疾患
における治療と薬物療法に関する基本的事項を修得する。

1.

代表的な疾患における薬物治療、食事療法、その他の非薬物治療(外科手術など)の位置づけを説
明できる。

2.

代表的な疾患における薬物治療の役割について、病態、薬効薬理、薬物動態に基づいて討議する。
(知識・技能)

(4)医薬品の安全性
GIO

医療における医薬品のリスクを回避できるようになるために、有害事象(副作用、
相互作用)
、薬害、薬物乱用に関する基本的事項を修得する。

1.

薬物の主作用と副作用、毒性との関連について説明できる。

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