よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料8 薬学教育モデル・コアカリキュラム(平成25年度改訂版) (75 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/058/gijiroku/1411266_00003.html
出典情報 薬学実務実習に関する連絡会議(第14回 12/27)《文部科学省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

2.

以下の真菌感染症について、病態(病態生理、症状等)
・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
皮膚真菌症、カンジダ症、ニューモシスチス肺炎、肺アスペルギルス症、クリプトコックス症

【⑥原虫・寄生虫感染症の薬、病態、治療】
1.

以下の原虫感染症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生
理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
マラリア、トキソプラズマ症、トリコモナス症、アメーバ赤痢

2.

以下の寄生虫感染症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態
生理、症状等)
・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
回虫症、蟯虫症、アニサキス症

【⑦悪性腫瘍】
1.

腫瘍の定義(良性腫瘍と悪性腫瘍の違い)を説明できる。

2.

悪性腫瘍について、以下の項目を概説できる。
組織型分類および病期分類、悪性腫瘍の検査(細胞診、組織診、画像診断、腫瘍マーカー(腫瘍関
連の変異遺伝子、遺伝子産物を含む))
、悪性腫瘍の疫学(がん罹患の現状およびがん死亡の現状)

悪性腫瘍のリスクおよび予防要因

3.

悪性腫瘍の治療における薬物治療の位置づけを概説できる。

【⑧悪性腫瘍の薬、病態、治療】
1.

以下の抗悪性腫瘍薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用、相互作用、組織移行性)および臨床適
用を説明できる。
アルキル化薬、代謝拮抗薬、抗腫瘍抗生物質、微小管阻害薬、トポイソメラーゼ阻害薬、抗腫瘍ホ
ルモン関連薬、白金製剤、分子標的治療薬、その他の抗悪性腫瘍薬

2.

抗悪性腫瘍薬に対する耐性獲得機構を説明できる。

3.

抗悪性腫瘍薬の主な副作用(下痢、悪心・嘔吐、白血球減少、皮膚障害(手足症候群を含む)
、血小
板減少等)の軽減のための対処法を説明できる。

4.

代表的ながん化学療法のレジメン(FOLFOX 等)について、構成薬物およびその役割、副作用、対
象疾患を概説できる。

5.

以下の白血病について、病態(病態生理、症状等)
・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。
急性(慢性)骨髄性白血病、急性(慢性)リンパ性白血病、成人 T 細胞白血病(ATL)

6.

悪性リンパ腫および多発性骨髄腫について、病態(病態生理、症状等)
・薬物治療(医薬品の選択等)
を説明できる。

7.

骨肉腫について、病態(病態生理、症状等)
・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。

8.

以下の消化器系の悪性腫瘍について、病態(病態生理、症状等)
・薬物治療(医薬品の選択等)を説
明できる。
胃癌、食道癌、肝癌、大腸癌、胆囊・胆管癌、膵癌

9.

肺癌について、病態(病態生理、症状等)
・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。

10. 以下の頭頸部および感覚器の悪性腫瘍について、病態(病態生理、症状等)
・薬物治療(医薬品の選

- 69 -