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参考資料8 薬学教育モデル・コアカリキュラム(平成25年度改訂版) (9 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/058/gijiroku/1411266_00003.html
出典情報 薬学実務実習に関する連絡会議(第14回 12/27)《文部科学省》
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の心構え、②患者・生活者本位の視点、③コミュニケーション能力、④チーム
医療への参画、⑤基礎的な科学力、⑥薬物療法における実践的能力、⑦地域の
保健・医療における実践的能力、⑧研究能力、⑨自己研鑽、⑩教育能力の 10 の
視点より明確にした。

【一般目標と到達目標】
薬学教育モデル・コアカリキュラムでは、卒業時までに修得されるべき「薬
剤師として求められる基本的な資質」を前提とした学習成果基盤型教育
(outcome-based education)に力点を置いている。すなわち、最終的に「基本
的な資質」を身に付けるための一般目標(GIO※1)(学生が学修することによっ
て得る成果)を設定し、GIO を達成するための到達目標(SBO※2)
(学生が GIO
に到達するために、身に付けておくべき個々の実践的能力)を明示した。SBO の
総数は 1,073 項目であり、これらは客観的に評価できるよう、可能な限り明確
な表現とした。
※1
※2

general instructional objective
specific behavioral objective

【A~Gの項目立て】
項目A~Gは、各大学におけるカリキュラム作成の参考として利用しやすく
し、学修者に学習内容の全体像を把握しやすいよう構成した。
薬学生が薬剤師として身につけるべき生命・医療の倫理、チーム医療とコミ
ュニケーション、患者中心の医療、医療安全、薬学の歴史および生涯学習など
を学ぶ【A基本事項】、人、社会の視点から薬剤師を取り巻く様々な仕組みと規
制、および薬剤師と医薬品等に関わる法規制、地域における保健、医療、福祉
などを学ぶ【B薬学と社会】は、入学後早期から卒業までに継続して修得して
いくべき内容である。
また、薬学生がいずれの分野に進むにせよ必要である薬や化学物質と生命に
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