参考資料8 薬学教育モデル・コアカリキュラム(平成25年度改訂版) (84 ページ)
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公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/058/gijiroku/1411266_00003.html |
出典情報 | 薬学実務実習に関する連絡会議(第14回 12/27)《文部科学省》 |
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【⑤排泄】
1.
薬物の尿中排泄機構について説明できる。
2.
腎クリアランスと、糸球体ろ過、分泌、再吸収の関係を定量的に説明できる。
3.
代表的な腎排泄型薬物を列挙できる。
4.
薬物の胆汁中排泄と腸肝循環について説明できる。
5.
薬物の排泄過程における相互作用について例を挙げ、説明できる。
(2)薬物動態の解析
GIO
薬物動態の理論的解析ならびに投与設計に関する基本的事項を修得する。
【①薬物速度論】
1.
線形コンパートメントモデルと、関連する薬物動態パラメータ(全身クリアランス、分布容積、消
失半減期、生物学的利用能など)の概念を説明できる。
2.
線形1-コンパートメントモデルに基づいた解析ができる(急速静注・経口投与[単回および反復
投与]、定速静注)
。(知識、技能)
3.
体内動態が非線形性を示す薬物の例を挙げ、非線形モデルに基づいた解析ができる。
(知識、技能)
4.
モーメント解析の意味と、関連するパラメータの計算法について説明できる。
5.
組織クリアランス(肝、腎)および固有クリアランスの意味と、それらの関係について、数式を使
って説明できる。
6.
薬物動態学-薬力学解析(PK-PD 解析)について概説できる。
【②TDM (Therapeutic Drug Monitoring)と投与設計】
1.
治療薬物モニタリング(TDM)の意義を説明し、TDM が有効な薬物を列挙できる。
2.
TDM を行う際の採血ポイント、試料の取り扱い、測定法について説明できる。
3.
薬物動態パラメータを用いて患者ごとの薬物投与設計ができる。
(知識、技能)
4.
ポピュレーションファーマコキネティクスの概念と応用について概説できる。
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