参考資料8 薬学教育モデル・コアカリキュラム(平成25年度改訂版) (29 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/058/gijiroku/1411266_00003.html |
出典情報 | 薬学実務実習に関する連絡会議(第14回 12/27)《文部科学省》 |
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薬学と社会
GIO
人と社会に関わる薬剤師として自覚を持って行動するために、保健・医療・福祉
に係る法規範・制度・経済、及び地域における薬局と薬剤師の役割を理解し、義
務及び法令を遵守する態度を身につける。
(1)人と社会に関わる薬剤師
GIO
人の行動や考え方、社会の仕組みを理解し、人・社会と薬剤師の関わりを認識す
る。
1.
人の行動がどのような要因によって決定されるのかについて説明できる。
2.
人・社会が医薬品に対して抱く考え方や思いの多様性について討議する。(態度)
3.
人・社会の視点から薬剤師を取り巻く様々な仕組みと規制について討議する。
(態度)
4.
薬剤師が倫理規範や法令を守ることの重要性について討議する。
(態度)
5.
倫理規範や法令に則した行動を取る。
(態度)
(2)薬剤師と医薬品等に係る法規範
GIO
調剤、医薬品等(医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器、再生医療等製品)の
供給、その他薬事衛生に係る任務を薬剤師として適正に遂行するために必要な法
規範とその意義を理解する。
【①薬剤師の社会的位置づけと責任に係る法規範】
1.
薬剤師に関わる法令とその構成について説明できる。
2.
薬剤師免許に関する薬剤師法の規定について説明できる。
3.
薬剤師の任務や業務に関する薬剤師法の規定とその意義について説明できる。
4.
薬剤師以外の医療職種の任務に関する法令の規定について概説できる。
5.
医療の理念と医療の担い手の責務に関する医療法の規定とその意義について説明できる。
6.
医療提供体制に関する医療法の規定とその意義について説明できる。
7.
個人情報の取扱いについて概説できる。
8.
薬剤師の刑事責任、民事責任(製造物責任を含む)について概説できる。
【②医薬品等の品質、有効性及び安全性の確保に係る法規範】
1.
「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」の目的及び医薬品等(医
薬品(薬局医薬品、要指導医薬品、一般用医薬品)、医薬部外品、化粧品、医療機器、再生医療等
製品)の定義について説明できる。
2.
医薬品の開発から承認までのプロセスと法規範について概説できる。
3.
治験の意義と仕組みについて概説できる。
4.
医薬品等の製造販売及び製造に係る法規範について説明できる。
5.
製造販売後調査制度及び製造販売後安全対策について説明できる。
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