参考資料6 令和4年度厚生労働科学特別研究事業「医療用医薬品・医療機器等の供給情報を医療従 事者等へ適切に提供するための情報システムの構築に向けた研究」(研究代表者:坂巻弘之) (25 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35103.html |
出典情報 | 医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議 供給情報ワーキンググループ(第1回 9/7)《厚生労働省》 |
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(5) 供 給 情 報 が不 十 分 であることによる日 常 業 務
らの情 報 提 供 」 43.0% の順 であった( 回 答 をスコ
上の問題( 医師結果表 5)
ア化して加重平均値ポイント順で表記)。
供 給 情 報 が不 十 分 であることによる日 常 業 務
上 の問 題 について、問 題 を感 じている順 で見 ると、
病 院 、 診 療 所 別 にみ る と、 病 院 で 多 かった項
「 適 切 な処 方 、患 者 への説 明 に手 間 がかかる」
目 としては、「 自 院 内 の薬 剤 部 門 か らの連 絡 」 、
57.6 % 、 「 発 注 ・ 在 庫 確 保 の 手 間 が か か る 」
「 メーカーからの情 報 提 供 」 、「 卸 からの情 報 提 供 」
48.7% が多 かった。なお、院 外 処 方 か院 内 処 方
などであった。一 方 、診 療 所 が多 かった項 目 は、
か、院 内 での医 薬 品 備 蓄 有 無 により問 題 を感 ず
該 当 するとする割 合 は低 いが、「 学 会 ホームペー
る割 合 に大 きな違 いがみられた( 回 答 をスコア化
ジの閲覧」 、「特に入手しようとしていない(実際に
して加重平均値ポイント順で表記)。
供 給 不 足 によって気 づく、気 にしていない) 」 であ
った。また処 方 箋 発 行 別 では、院 内 処 方 の施 設
なお、病 院 、診 療 所 別 では病 院 で、処 方 箋 発
ではほとんどの項 目 が院 外 処 方 の施 設 より該 当
行 別 では院 内 処 方 の施 設 で、ほぼすべての項 目
する( 「 利 用 する」 あるいは「 当 てはまる」 ) 割 合 が
において業 務 上 の問 題 に「 あてはまる」 割 合 が相
高 かったが、「 院 内 の薬 剤 部 門 からの連 絡 」 につ
対的に高かった。
いてのみ、院内処方の割合が高かった。
(6) 供給情報として必要な項目( 医師結果表 6)
(4) 供給不足情報における問題点
供 給 情 報 として必 要 な項 目 としては、必 須 とす
(医師結果表 4)
る回 答 の多 い順 に、「 供 給 不 足 解 消 までの予 想
供 給 不 足 情 報 における 問 題 点 とし て、問 題 と
期間」75.9%、「代替薬情報」72.2%、「製品情報
感じている順にみると、「 供給不足を起こした製品
( 会 社 名 、商 品 名 、一 般 名 、薬 価 など) 」 69.6% 、
がいつ解 消 するかわからない」 84.2% 、「 発 注 して
「 供 給 不 足 の理 由 」 65.8% の順 であった。国 内 製
も、どの程 度 の量 が納 品 されるか、いつ納 品 され
造 か海 外 製 造 かどうか、自 社 製 造 か委 託 製 造 か
るかなどがわからない」 75.9% 、「 代 替 薬 ・ 代 替 治
については、いずれも、必須とする回答は 3 割程
療 の情 報 がない・ 不 十 分 」 70.9% 、「 供 給 不 足 の
度であった。
理 由 ・ 原 因 が 不 明 確 」 72..8 % の 順 で あ っ た 。 流
なお、病 院 、診 療 所 別 では病 院 で、処 方 箋 発
通 状 況 についての情 報 である「 他 の医 療 機 関 や
行 別 では院 内 処 方 の施 設 で、ほぼすべての項 目
薬 局 での保 有 状 況 などがわからない」 は順 位 とし
において「必須」の割合が相対的に高かった。
ては下 であるが問 題 を感 じている割 合 は 63.9%
であり、問 題 として小 さいわけではないと考 えられ
(7) 情報更新タイミング(医師結果表 7)
た( 回 答 をスコア化 して加 重 平 均 値 ポイント順 で
供 給 不 足 情 報 公 開 ・ 更 新 として求 めるタイミン
表記)。
グとしては、「 入 手 困 難 が発 生 することになった場
なお、病 院 、診 療 所 別 では病 院 で、処 方 箋 発
合 」 、48.9% 、「 入 手 困 難 の状 態 が解 消 される場
行 別 では院 内 処 方 の施 設 で、ほぼすべての項 目
合 」 55.1% 、「 入 手 困 難 の状 態 が変 更 ( 延 長 ) さ
において「 問 題 を感 じている」 割 合 が相 対 的 に高
れる場合」51.3%のいずれも、「1 週間(5 営業日)
かった。
以内」 がほぼ半数であった。
なお、病院、診療所別では「1 週間( 5 営業日)
以内」は大きな違いはないが、「2 週間以上前」の
割 合が病 院 で多 かった。処 方 箋 発 行 別では院 内
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