している情 報 の内 容 については、「 代 替 薬 」 、「 供

ーカー以 外 からの情 報 入 力 機 能 (医 療 関 係 者 な

給 不 足 の開 始 日 （ 中 止 日 、回 収 開 始 日 、限 定 出

ど）)「 医療 関 係者 以外（ 患者など）の閲覧 制限 機

荷 開 始 日 など） 」 、「 供 給 不 足 が解 決 したこと」 、

能 」 に つい ては必 要 と する意 見 が 製 薬 企 業 、 医

「供給不足の範囲（地域、施設など）」については、

薬 品 卸 ともに低 かった点 は、今 後 の情 報 サイト構

製 薬 企 業 に比 べて卸 の情 報 提 供 の割 合 が高 く、

築 においてあまり気 にする必 要 性は高 いとは言え

メー カー 原 因 で の 供 給 不 足 であ っ ても、 製 薬 企

ない。一 方 で、「 モバイルアプリ」 については、医

業と卸との役 割の違いが推察 される結果 であった。

薬品卸が製 薬企業に比 べてやや必要とする意見

なお、「 自 社 の在 庫 数 量 」 、「 供 給 不 足 の範 囲

がやや高い傾向であった。

（ 地 域 、施 設 など） 」 、「 医 療 機 関 ・ 薬 局 への次 の
公 的 サイトの必 要 性 については、製 薬 企 業 で

可 能 納 品 量 （ 完 全 に解 消 していない場 合 ） 」 、

は必要とする意見は約 6 割、医薬品卸では約 7

「 医 療 機 関 ・ 薬 局 への次 の納 品 時 期 （ 完 全 に解

割 であり、設 置 主 体 としては、ともに厚 生 労 働 省

消 していない場 合 ） 」 については、情 報 提 供 して

が最 も多 かった。以 上 から、公 的 な情 報 サイトの

いるとす る 割 合 は低 か った（ 製 薬 企 業 調 査 の 質

必 要 性 は、製 薬 企 業 、医 薬 品 卸 とも感 じているも

問には含めていない）。

のの、提 供 できるデータについて医 療 関 係 者 との
製 薬 企 業 からの情 報 提 供 の問 題 については、

ニーズとの整合性を検討すべきと考えられた。

設 定 したす べての 設 問 について 問 題 であ ると の
回 答 が多 かったが、特 に供 給 不 足 になる場 合 の
E． 結語

情 報 がタイムリーに（ 適 切 なタイミング） で入 手 で

医 薬 品 の 供 給 情 報 公 的 サイトの構 築 の必 要

きないことに問題とする割合が高かった。一方で、

性 が明 らかとなった。一 方 で、情 報 提 供 に関 わる

製 薬 企 業 調 査 では、情 報 提 供 の課 題 として「 取

「 供 給 不 足 」 「 供 給 不 足 可 能 性 」 の定 義 と、情 報

引 先 （ 卸 や販 社 など） への周 知 に時 間 がかかる」

提 供 のタイミング、情 報 提 供 内 容 についてのルー

に問題であると回答した割合は 25.8％であり、製

ル化 の議 論 が必 要 であると考 えられた。医 療 機

薬 企 業 と医 薬 品 卸 との間 で認 識 のギャップの存

関 、薬 局 における代 替 薬 も含 めた必 要 以 上 の購

在が伺われた。

入 を避 けるためのガイドライン作 成 も検 討 する必
公的 な情 報 サイトが構 築 された際 の懸念 点とし

要があると考えられた。

ては、「 医 療 機 関 、薬 局 での過 剰 な購 入 （ 買 い占
め行 為 ） 」 や「 代 替 薬 に需 要 が集 中 することでの
代 替 薬 の供 給 不 足 」 について懸 念 する意 見 が、
製 薬 企 業 、医 薬 品 卸 とも多 かった。特 に、代 替薬
の供 給 不 足 は医 薬 品 卸 では 100％ であった。こ
れらについては、情 報 サイトとは別 の医 療 関 係 者
向 けのガイドライン作 成 も検 討 する必 要 があると
思 われる。一 方 、「 情 報 が最 新 の情 報 かどうかわ
からない」については、医薬品卸が製薬企業に比
べ、懸 念 する割 合 が高 く、この点 でも、両 者 の間
の認識のギャップの存在が伺われた。
公的サイトに求める機能 については、諸外国の
公 的 サイトの機 能 を参 考 に項 目 を設 定 した。「 メ

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