社会保障 (62 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20241113zaiseia.html |
出典情報 | 財政制度等審議会 財政制度分科会(11/13)《財務省》 |
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医師偏在対策
○ 現状のままでは、大都市部において医師や診療所数が過剰となり、地方はそれらが過少となる傾向が続くことになる。
◆1都3県の二次医療圏における医師偏在の状況
上位5
都道府県
二次医療圏
医師偏在指標
下位5
都道府県
二次医療圏
医師偏在指標
1
東京都
区中央部(港区等)
789.8
41
東京都
島しょ(大島町等)
131.6
2
東京都
区西部(杉並区等)
569.1
40
東京都
西多摩(青梅市等)
138.1
3
東京都
区西南部(世田谷区等)
413.7
39
千葉県
山武長生夷隅
(茂原市等)
145.1
4
東京都
区南部(大田区等)
380.4
38
埼玉県
利根(久喜市等)
155.7
5
神奈川県
川崎南部(中原区等)
347.3
37
埼玉県
秩父(秩父市等)
157.5
(注)医師偏在指標について
※ 医師数を性別ごとに20歳代、30歳代・・・60歳代、70歳以上に区分して、平均労働時間の違いを用いて調整。
※ 人口10万人対医師数をベースに、地域ごとに性年齢階級による受療率の違いを調整。
(出所)厚生労働省ホームページ掲載「医師偏在指標(二次医療圏)」(2024年6月1日公表)及び「医師確保計画策定ガイドライン(2023年3月)」を基に作成
◆人口10万人当たりの無床診療所数(2022年)
区分
無床診療所数
(人口10万人当たり)
特別区
115.4
政令市
85.9
中核市
80.5
その他
70.0
全国平均
79.4
(出所)厚生労働省「医療施設調査」(令和4年)
◆保健医療2035提言書(抄)
(2015年6月 「保健医療2035」策定懇談会)
さらに、将来的に、仮に医師の偏在等が続く場合においては、保険医
の配置・定数の設定や、自由開業・自由標榜の見直しを含めて検討を
行い、プロフェッショナルとしての医師のキャリアプランを踏まえつつ、地域住
民のニーズに応じて、地域や診療科の偏在の是正のための資源の適正
配置を行うことも必要となる。
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