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社会保障 (75 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20241113zaiseia.html
出典情報 財政制度等審議会 財政制度分科会(11/13)《財務省》
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(参考)病床機能報告と診療報酬の算定状況

地域医療構想

○ 急性期病床として報告されている病床(病棟)の中には、診療報酬上は地域包括ケア病棟入院料等や療養病棟入院料等を算
定しているものも見られるが、こうした実態は、将来の地域医療の在り方を関係者で議論する前提として不適切なだけでなく、不必要
な入院を含む過剰医療を誘発する要因ともなり得ることが懸念される。
◆ 特定の機能を有する病棟等における病床機能報告の取扱い
高度急性期機能
○ 急性期の患者に対し、状態の早期安定化に
向けて、診療密度が特に高い医療を提供する
機能
※ 高度急性期機能に該当すると考えられる病棟の例
救命救急病棟、集中治療室、ハイケアユニット、新生児集中治療
室、新生児治療回復室、小児集中治療室、総合周産期集中治
療室であるなど、急性期の患者に対して診療密度が特に高い医療
を提供する病棟

急性期機能
○ 急性期の患者に対し、状態の早期安定化に
向けて、医療を提供する機能

回復期機能
○ 急性期を経過した患者への在宅復帰に向けた
医療やリハビリテーションを提供する機能
○ 特に、急性期を経過したの脳血管疾患や大腿
骨頚部骨折等の患者に対し、ADLの向上や
在宅復帰を目的としたリハビリテーションを集中
的に提供する機能(回復期リハビリテーション
機能)

◆ 病床機能報告で【急性期】と報告された病床の入院料別の病床数
60万床

・ 救命救急入院料
・ 特定集中治療室管理料
・ ハイケアユニット入院医療管理料

4.5万床
50万床

・ 脳卒中ケアユニット入院医療管理料
・ 小児特定集中治療室管理料
・ 新生児特定集中治療室管理料

55.3万床

1.8万床
1.2万床
3.5万床

53.3万床
4.0万床
4.7万床

その他

1.3万床
2.4万床

(障害者施設等、不詳等)

13.7万床

回復期リハビリテーション

40万床

・ 総合周産期特定集中治療室管理料

療養病棟入院料等

15.5万床

・ 新生児治療回復室入院医療管理料

病棟入院料

・ 地域包括ケア病棟入院料※

30万床

地域包括ケア

※ 地域包括ケア病棟については、当該病棟が主に回
復期機能を提供している場合は、回復期機能を選択
し、主に急性期機能を提供している場合は急性期機
能を選択するなど、個々の病棟の役割や入院患者の
状態に照らして、医療機能を適切に選択

病棟入院料等
地域一般
20万床

・ 回復期リハビリテーション病棟入院料

入院料等

27.2万床

25.3万床

10万床

急性期一般
入院料2~7

急性期一般

慢性期機能
○ 長期にわたり療養が必要な患者を入院させる
機能
○ 長 期 にわ たり 療 養 が 必 要 な 重 度 の 障 害 者
(重度の意識障害を含む)、筋ジストロフィー
患者又は難病患者等を入院させる機能

有床診療所

入院料1
特定機能病院7対1

・ 特殊疾患入院医療管理料
・ 特殊疾患病棟入院料
・ 療養病棟入院基本料
・ 障害者施設等入院基本料

(出所)厚生労働省「第1回新たな地域医療構想に関する検討会」(令和6年3月29日)資料

0万床

1.5万床
0.0万床

1.6万床
0.2万床

入院基本料等
救命救急入院料等

2019年

2022年

(ICU・HCUなど)

(出所)厚生労働省「第9回新たな地域医療構想に関する検討会」(令和6年9月30日)資料

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