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規制改革推進に関する答申(令和5年6月1日) (14 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/publication/p_index.html
出典情報 規制改革推進に関する答申(6/1)《内閣府》
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規制の多くは利害対立の構造を内包しており、これが改革が遅れる主な要因とな
っている。改革を進めるためには、様々な立場にある関係者と議論・調整し、その構
造を突破していくことが求められる。本答申の内容が最大限実現されるよう、政治
のリーダーシップに強く期待するものである。

5.次のステップへ
規制改革については、これまで何度となく、答申や閣議決定が行われてきた。し
かし、そのフォローアップが的確に行われていなかったり、趣旨が正しく浸透して
いなかったりしたことで、当初意図していた改革がそのとおりに進んでいないケー
スがしばしばみられる。
決定事項が骨抜きにならないよう、規制所管府省の検討等において、会議の意見
が適切に踏まえられているか、改革が逆行していないか等、会議として、しっかり
とフォローアップしていかなければならない。また、改革の実効性の担保や、フォ
ローアップの効率化のため、例えば、改革の効果測定やKPI等による見える化を
進めていくといった方策にも取り組んでいく必要がある。さらに、幅広い要望を掘
り起こしつつ、規制改革の活動への理解を深めていただくため、規制改革・行政改
革ホットラインの周知に努めるとともに、当事者の方々との直接の対話や規制改革
事項の説明の機会を設けていくことが望まれる。

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