規制改革推進に関する答申(令和5年6月1日) (86 ページ)
出典
公開元URL | https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/publication/p_index.html |
出典情報 | 規制改革推進に関する答申(6/1)《内閣府》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
頻度でどのような課題があるか、②なぜ訪問看護師が適時に訪問できなかったの
かを明らかにした上で訪問看護師による課題の解決可能性が現実的にどの程度
あるか、について現場の医師、薬剤師、看護師及び患者等に対して調査を行い、
当該事例への実効的な対応策を検討し、必要に応じて措置を講ずる。
オ
※
薬剤師の地域における対人業務の強化(対物業務の効率化)
【令和5年度以降早期に検討・結論】
厚生労働省は、調剤業務の一部外部委託(薬局における調剤業務のうち、一定
の薬剤に関する調製業務を、患者の意向やニーズを尊重しつつ、当該薬局の判断
により外部に委託して実施することをいう。以下同じ。)の際の安全確保のため
に委託元や委託先が満たすべき基準や委託先への監督体制などの技術的詳細を
令和4年度に検討し結論を得たことを踏まえ、調剤業務の一部外部委託を行うこ
とを可能とするための法令改正を含む制度整備を早期に行うことを検討する。
※
(4)働き方の変化への対応・運営の合理化
<基本的考え方>
医療や介護サービスは人と人との対面、触れあいでこそ達成できる価値が他分
野と比べても大きい分野である。他方で、生産年齢人口が減少する中では、置き
換え可能な業務は可能な限り、ロボット等に置き換えていくとともに、マネジメ
ントを徹底的に磨き上げていくことで、職員が働きやすく、やりがいのある環境
を構築していく必要がある。また、介護や子育てなど様々な事情でフルタイムで
の勤務は難しいものの、短時間内であれば働きたいとの希望を持つ方々も、医療・
介護関係職種を含め多い。このような方々が医療制度、介護制度の中で活躍いた
だけるような環境整備も必要である。
以上の基本的考え方に基づき、以下の措置を講ずるべきである。
<実施事項>
ア
介護サービスにおける人員配置基準の見直し
【a:令和5年度検討・結論、b:令和5年度措置】
a
厚生労働省は、介護サービス種別ごとの管理者に係る人員配置基準について、
81