規制改革推進に関する答申(令和5年6月1日) (54 ページ)
出典
公開元URL | https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/publication/p_index.html |
出典情報 | 規制改革推進に関する答申(6/1)《内閣府》 |
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「オープンデータ基本指針」
(平成 29 年5月 30 日高度情報通信ネッ
トワーク社会推進戦略本部・官民データ活用推進戦略会議)等を基にオープン
データとして整備し公開するとともに、大学等が、大学の教育や経営に関する
比較可能な指標を設定し、これらをモニタリングしたり、大学入学希望者に情
報提供したりすることを促すための方策を検討し、実施状況を踏まえ必要な措
置を講ずる。あわせて、各大学が、公表した情報について分析や解説を行うよ
う促すため、分析や解説の好事例やガイドラインを示すなど、具体的な方法を
各大学に示すとともに、こうした取組を行う大学へのインセンティブを設ける
ことについて検討し、必要な措置を講ずる。
b
文部科学省は、大学ポートレートについて、その運用を主導するとともに、
網羅性、検索性並びに大学間及び時系列間での比較可能性を確保したものとす
る。また、各種申請や調査等の情報の活用について、その可能性を検討した上
で、各大学の負担軽減や学生等の利便性向上に向け必要な措置を講ずる。
c
文部科学省は、学生・保護者を含む学校法人・学校等のステークホルダーの
判断に資するよう、企業等の例も参考に、経営情報の公開の在り方について検
討する。
d
文部科学省は、文部科学省のホームページで、各認証評価機関による認証評
価から明らかとなった各大学の「長所」を取りまとめて、認証評価結果ととも
に毎年度一覧化して公開する。
e
文部科学省は、学生による学修成果や大学による教育成果に関する情報(特
に成果指標)及びこれらの公開について調査分析を行うとともに、その結果を、
関係機関等が認証評価や各大学における教育研究及び経営に関するモニタリ
ングなどの調査分析(メタ評価)に活用するなど、アウトカムを重視した事後
チェック機能の強化のため、必要な措置を講ずる。
ウ
認証評価等事後評価の在り方
【a,c:令和5年度措置、b:令和4年度検討開始、結論を得次第速やかに措置】
a
文部科学省は、認証評価の妥当性について、調査分析(メタ評価)を主導する
とともに、認証評価の方法や結果の活用について、海外の事例も含めて調査・
検討し、必要な措置を講ずる。
b
文部科学省は、認証評価において、よりアウトカムを重視した評価がなされ
るよう、認証評価機関による評価の在り方を検討し、必要な措置を講ずる。
c
文部科学省は、大学における教育研究及び経営に関する事後評価について、
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