提案書15(2801頁~2999頁) (1 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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整理番号
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
379102
伝達麻酔:超音波ガイド下大腿・膝窩麻酔
日本臨床整形外科学会
30整形外科
13外科
関連する診療科(2つまで)
23皮膚科
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した医
療技術の提案実績の有無
無
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
リストから選択
「実績あり」の
場合、右欄も記 提案当時の医療技術名
載する
追加のエビデンスの有無
無
提案される医療技術の概要
(200字以内)
下肢の手術における麻酔は、硬膜外麻酔(2腰部・3仙骨部)、脊椎麻酔、上・下肢伝達麻酔(座骨神経及び大腿神経の麻酔
を行った場合)、マスク又は気管内挿管による閉鎖循環式全身麻酔がある。現在、超音波を用いて正確に伝達ブロックをす
ることにより、患者負担が少なく、日帰り手術も可能になっている。超音波ガイドによって座骨神経、大腿神経及び膝窩神
経に麻酔薬を注入して行う伝達麻酔を評価する。
文字数: 188
対象疾患名
保険収載が必要な理由
(300字以内)
下肢の皮弁作成術、下肢の四肢軟部腫瘍、アキレス腱切断、下肢の骨折、下肢の抜釘術、足関節脱臼、足関節滑膜炎、足関
節関節鼠、内反足、外反足、下肢の切断術等
超音波機器を用いて伝達麻酔を行うことで、脊椎麻酔の施行が困難な抗凝固療法中の患者や、全身麻酔の施行が躊躇される
全身状態の不良な症例にも比較的安全に行える。しかし、超音波機器を準備する必要があり、機器も高額であり、医療機関
の負担は大きい。使用機器の費用と超音波ガイドによる伝達麻酔の技術の評価をする必要がある。
文字数: 154
【評価項目】
①提案される医療技術の対象
・疾患、病態、症状、年齢等
下肢の手術(足関節以下の骨折、下腿以下の軟部腫瘍、皮膚腫瘍、外反母趾、等)
②提案される医療技術の内容
・方法、実施頻度、期間等
(具体的に記載する)
超音波ガイド下に大腿神経または膝窩神経に局所麻酔薬を注入し、神経を麻酔する。針の刺入から薬液の注入まで一貫して
超音波ガイドを用いる。
区分
③対象疾患に対
して現在行われ
ている医療技術
(当該医療技術
が検査等であっ
て、複数ある場
合は全て列挙す
ること)
L
番号
医療技術名
L002 2、L004、L005、L008
硬膜外麻酔(腰部)、脊椎麻酔、上・下肢伝達麻酔、マスク又は気管内挿管による閉鎖循環式全身麻酔
既存の治療法・検査法等の内容
下肢の無痛状態を得るために、症例の全身状態等により、腰部硬膜外麻酔や脊椎麻酔、下肢伝達麻酔、全身麻酔が行われて
いる。
④有効性・効率性
・新規性、効果等について③との比較
・長期予後等のアウトカム
⑤ ④の根拠と
なる研究結果等
研究結果
Ultrasound guided nerve blocks are safe, effective and save time.
https://evidence.nihr.ac.uk/alert/ultrasound-guided-nerve-blocks-are-safe-effective-and-save-time/
2a
ガイドライン等での位置づけ
⑥普及性
超音波で神経を確認し注射針の先端の位置を確認しながら注射を行うため、伝達麻酔を少量の麻酔薬を用いて、短時間で確
実に行うことができ、患者の負担が少なくなる。
年間対象患者数(人)
国内年間実施回数(回)
※患者数及び実施回数の推定根拠等
ガイドライン等での記載あり(右欄に詳細を記載す
る。)
108,924
108,924
英国国立健康研究所(NIHR)は超音波ガイド下神経ブロックの有
効性・安全性・迅速性のエビデンスをまとめている。
令和3年度社会医療診療行為別統計令和3年6月審査分より、下肢の手術(下腿以下の骨折、軟部腫瘍、外反母趾等)の件数
を合算(9,077件)し、12ヶ月分(108,924件)とした。
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