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提案書15(2801頁~2999頁) (50 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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「リンパ浮腫複合的治療」について
【技術の概要】
・国際リンパ学会にて1995年より標準治療として認められている。リンパ浮腫に対する保存的治療であ
り、主に4つの主要要素「スキンケア」「用手的リンパドレナージ」「圧迫療法(弾性包帯・弾性着衣)」「圧
迫下での運動療法」を症状に応じて実施し、セルフケア指導(体重管理等)により相乗効果を生み出す
治療法である。
リンパ浮腫複合的治療の概要
【対象疾患】
1)スキンケア
2)用手的リンパドレナージ
・リンパ浮腫(原発性・続発性)
年間対象患者は15万人程度と
考えられる。
皮膚病変の把握・保湿
3)圧迫療法

リンパ液の誘導・皮膚状態改善
4)運動療法(圧迫下)

蜂窩織炎
リンパ浮腫で多くみられる合併症

筋ポンプ作用を促す運動
弾性包帯
弾性着衣
【診療報酬上の取扱】
・H007-4
・重症患者は40分以上3,000円、それ以外の場合20分以上1,500円
厚生労働省委託事業「がんのリハビリテーション研修」リンパ浮腫研修委員会に沿った研修を修了して
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いる者とし、高度な技術習得を義務付けているため。