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提案書15(2801頁~2999頁) (199 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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技術名:口腔粘膜蛍光観察検査の適応拡大(口腔病理診断料への加算の新設)
【技術の概要】
蛍光観察画像

蛍光観察を追加
従来の口腔粘膜検査

青色光を照射

緑色蛍光光を観察

口腔粘膜
舌癌の例:東京歯科大学

口腔粘膜に青色光を照射し、発生する緑色の自家蛍光*1の画像を観察(撮像)できる。
【対象疾患】口腔粘膜病変(上皮異形成や白板症、扁平苔癬等)やその疑い
【既存の検査法との比較】
従来の白色光下の直接目視による口腔粘膜の視診は経験に左右されることが多く、口腔外科専門
医による診査診断が必要であった。
本検査方法は視診の誤差を補正し、病変から発せられる指針型の特徴をより判別し易くする。これ
により悪性病変の確定診断率を向上させ、重症患者、高度進展例の削減につながるため、結果とし
て医療費の削減につながる、口腔病理診断にかかる施設に限定することで適正な運用が図られる。

【診療報酬上の取扱】200点
*1 自家蛍光とは : 健常な口腔粘膜に存在するFAD、コラーゲンクロスリンク、ケラチンが蛍光源となって発生
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