提案書15(2801頁~2999頁) (175 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
施設の要件
・施設基準
(標榜科、手術件数、検査や手術の体
(技術の専門性 制等)
等を踏まえ、必 人的配置の要件
要と考えられる (医師、看護師等の職種や人数、専門
要件を、項目毎 性や経験年数等)
に記載するこ
その他
と)
(遵守すべきガイドライン等その他の
要件)
オンラインでの診察は通常の対面診察と同等の問診が実現すること、またかかりつけ歯科医師が撮影した画像検査などを的
確に診断できることが必要である。
歯科口腔外科の標榜科を有する施設で、高次医療機関(2次・3次医療機関)に属する施設:(公社)日本口腔外科学会研修
施設、当該医療機関に属する施設:歯科診療所、2次医療機関(日本口腔外科学会准研修施設)
高次医療機関は日本口腔外科学会専門医以上が複数名所属しており口腔外科診療を10年以上行ったものを対象とし、地域医
療機関は、2次医療機関では日本口腔外科学会認定医以上、それ以外は明確な資格を求めない。
オンライン診療の適切な実施に関する指針を遵守する(参考文献5)。
⑧安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度
個人情報の保護。対策として各病院の遠隔診療専用のPCを利用し、端末へのウィルス対策ソフトの導入、OS・ソフトウェア
のアップデートの実施を促す。情報漏えいのリスクを軽減する観点から端末内にデータを残さない。
⑨倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)
問題点はない。
B
妥当と思われる診療報酬の区分
⑩希望する診療
報酬上の取扱い
関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)
予想影響額
点数(1点10円)
遠隔連携診療料 B005-11-1:750点, B005-11-2:500点
その根拠
すでに保険収載されている遠隔連携診療料の算定を希望する。条件、方法、診療形式はてんかん診療と同等とし、当該診療
報酬の請求については対面診療を行っている保険医療機関が行うものとするものの、高次医療機関とするA病院もB病院と同
時診療を行うため、診療報酬の両病院での算定を希望する。
区分
その他(右欄に記載する。)
番号
技術名
該当なし
該当なし
具体的な内容
該当なし
プラスマイナス
予想影響額(円)
54,000,000〜1,638,000,000円
その根拠
特になし
減(-)
遠隔連携診療によって、かかりつけ医または近隣病院歯科で早期発見・早期治療が見込まれる口腔がんおよびMRONJの患者
数を全対象患者1680名の1割と想定した場合、168名と算出する。進行後の治療からダウンステージされた場合の医療経済効
果としては抗悪性腫瘍薬の使用回避ならびに、外科手術(拡大切除)の回避または縮小手術の適応が期待され、その予想影
響額は1名あたり100〜1000万円の減額が算出され、全体として168,000,000〜1,680,000,000円とした。遠隔連携診療料の
500点を基準とした場合、年間実施回数を8,400〜22,800回と想定すれば、42,000,000〜114,000,000円であり、全体として
医療費削減への影響とした。なお、導入する上での医療機関の設備投資としては、一般的なWeb環境とWebカメラ、および口
腔内カメラが主となり、1施設あたり50〜100万円が予想される。
備考
⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
器又は体外診断薬
コードレス口腔内カメラ:一般医療器機(クラスI)、CMOS画素数92万画素以上
(主なものを記載する)
⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況
※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等
3)調べていない
該当なし
⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い
d. 届出はしていない
⑭その他
特になし
⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
特になし
⑯参考文献1
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
⑯参考文献2
4)概要
⑯参考文献3
⑯参考文献4
⑯参考文献5
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。
厚生労働省 令和2年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況
政策統括官付参事官付保健統計室 室長 知念 希和 専門官 佐々木 朋子
厚生労働省、令和4年3月17日、1~48
歯科医師は1次医療機関(診療所)が90%以上を占め、診療所で働く歯科医師の歯科口腔外科の割合は0.6%で最も少なく、
かつ口腔外科専門医は1.1%と口腔外科医は少ない(10万人あたり)。また歯学部・医育機関附属病院がない県では歯科医師
数は少なく地域間差違がある(P6,14,18,20,21)。
医科点数表の解釈 令和4年4月版
社会保険研究所
てんかん治療において、治療法の誤った選択による難治症例が存在することや難症例では早い段階で専門医を受診すること
を理想とされるが、てんかん専門医の偏在もあり専門医を受診することが困難であることを示している。それを解決すべ
く、地域医療連携モデルを提案し、その実態としてテレビ会議システム、すなわちオンライン診療を確立している(P316317)。
テレビ会議システムによる遠隔てんかん外来.
成澤 あゆみ、成田 徳雄、冨永 悌二、岩崎 真樹、神 一敬、中里 信和
脳外誌, 23(2): 136-140, 2014.
4)概要
てんかん治療において、治療法の誤った選択による難治症例が存在することや難症例では早い段階で専門医を受診すること
を理想とされるが、てんかん専門医の偏在もあり専門医を受診することが困難であることを示している。それを解決すべ
く、地域医療連携モデルを提案し、その実態としてテレビ会議システム、すなわちオンライン診療を確立している。
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
てんかん診療における遠隔外来と包括的入院精査の相補的利用.
柿坂 庸介、大沢 信一郎、成田 徳雄、神 一敬、冨永 悌二、中里
脳神経外科速報, 30(11): 1254-1261, 2020.
4)概要
てんかんの遠隔診療における実際:東北大学病院と気仙沼市立病院(東北大学病院と3時間ほどの距離)の遠隔てんかん外
来の方法・詳細を記載。3次医療機関での精査が必要な場合は東北大学病院で精査を行うといった、各疾患に応じたプロセ
スを詳細に記載している。
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
信和
オンライン診療の適切な実施に関する指針
厚生労働省 平成30年3月(令和4年1月一部改定)
オンライン診療の取り巻く環境,オンライン診療の実施に当たっての基本理念,オンライン診療の提供体制に関する事項(P229)
※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。
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