提案書15(2801頁~2999頁) (134 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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見直し後の回数(回)
⑤医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)
3,900回
令和元年度日本歯科医学会連合医療問題関連事業「課題」に日本顎変形症から応募のあった「顎変形症患者の顎口腔機能低下ならびにその改善を
目的とした新規機能訓練法の開発に関する調査研究」が採択され、顎変形症患者の咀嚼機能低下と咀嚼機能訓練の必要性が認識されている。
施設の要件
歯科口腔外科または矯正歯科を標榜し、顎変形症に対する上顎骨形成術ならびに下顎骨形成術、または術前・術後矯正歯科治療を施行している医
(標榜科、手術件数、検査や手術の体 療施設、
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門 日本口腔外科学会専門医、または(公社)日本矯正歯科学会認定医に準じる経験が必要と考えられる。
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の なし
要件)
⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度
なし
⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)
なし
⑧点数等見直し
の場合
見直し前
見直し後
その根拠
特になし
区分
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)
特になし
区分をリストから選択
番号
技術名
具体的な内容
増(+)
プラスマイナス
⑩予想影響額
予想影響額(円)
4,914,000円
その根拠
歯科口腔リハビリテーション料189点を、対象患者1,300人に3回、合計3900回算定と仮定した。
備考
⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
品、医療機器又は体外診断薬
グルコース分析装置
⑫その他
特になし
⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
(公社)日本口腔外科学会
(公社)日本矯正歯科学会
⑭参考文献1
⑭参考文献2
⑭参考文献3
⑭参考文献4
⑭参考文献5
上田倫弘(北海道がんセンター 口腔腫瘍外科)
森山啓司(東京医科歯科大学顎顔面矯正学分野)
1)名称
Changes in masticatory function after orthognathic treatment in patients with mandibular prognathism.
2)著者
Tadaharu Kobayashi, Katsuhiko Honma, Susumu Shingaki, Tamio Nakajima
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Br. J. Oral Maxillofac. Surg. 39(4),260-265 2001.
4)概要
下顎前突症患者は顎矯正手術後に咀嚼リズムの安定性が向上する。
1)名称
Evaluation of masticatory efficiency in patients with jaw deformities using the gummy jelly method.
2)著者
Hidenobu Sakuma, Daishuke Suda, Taichi Hara, Naoaki Saito, Daishuke Saito, Daichi Hasebe, Wataru Katagiri, Tadaharu Kobayashi
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Advances in Oral and Maxillofacial Surgery 4 (2021) 100166
4)概要
グルコース含有グミゼリーとグルコース分析装置で顎変形症患者の咀嚼能率を評価した論文である。その結果、顎変形症患者では正常咬合患者よ
り、術前も術後の咀嚼能率が低かった。顎変形症患者は術後に咀嚼能率が低下するが、その後咀嚼能率は向上した。
1)名称
Effects of functional training after orthognathic surgery on masticatory function in patients with mandibular prognathism
2)著者
Nobuhiko Kawai, Manami Shibata, Masahiko Watanabe, Shinya Horiuchi, Kenji Fushima, Eiji Tanaka
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Journal of Dental Sciences 15(4), 419-425, 2020-04-07
4)概要
下顎前突症患者を手術後に咀嚼訓練を行った症例と行わなかった症例の2群に分け、咀嚼訓練の有効性を検討した。その結果、術後に咀嚼訓練を
行った群は行わなかった群と比較して有意に咀嚼能率は向上した。
1)名称
顎変形症診療ガイドライン
2)著者
(社)日本口腔外科学会学術委員会診療ガイドライン策定小委員会顎変形症ワーキンググループ
3)雑誌名、年、月、号、ページ
https://www.jsoms.or.jp/medical/pdf/work/guideline_4.pdf
4)概要
顎矯正手術後に機能訓練は有用である。
1)名称
PART 3 顎矯正手術
2)著者
特定非営利活動法人日本顎変形症学会 編
3)雑誌名、年、月、号、ページ
顎変形症治療の基礎知識(クインテッセンス出版)、2022年5月発刊
4)概要
顎矯正手術後に咀嚼訓練用ガムを用いた咀嚼訓練は咀嚼能率の改善に有用である。
2021年12月.
※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や
研究者等の名称を記載すること。
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