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提案書15(2801頁~2999頁) (132 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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医療技術名:顎変形症患者を対象とした咀嚼能力検査
【概要】グルコース分析装置を用いて咀嚼能率を測定することで、咀嚼機能を客観的に評価する。
【対象疾患】顎変形症
【現在当該疾患に対して行われている治療との比較】
現在は診療報酬が認められていない。
【有効性】グルコース分析装置を用いて咀嚼能率を測定する手法の有用性については十分に認知
され、専用機器も普及してきている。
【診療報酬上の取扱い】
D011-2 咀嚼能力検査は、加齢等による口腔機能の低下が疑われる患者に対し、口腔機能
低下症の診断を目的として実施した場合に100点算定することになっている。グルコース分析装
置の使用は算定が認められている。これを顎変形症患者にも認めていただきたい。

<咀嚼能力検査(グミ法)の要点>
①検査用グルコース含有グミゼリーを20秒間、自由咀嚼するように指示する。
②10ccの水を含んでもらい、コップ上のメッシュに吐き出す。
③ろ過液中のグルコース溶出量をグルコース分析装置を用いて測定する。

<検査時期>
①治療開始前
②術直前
③術後3か月
④術後6か月
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