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提案書15(2801頁~2999頁) (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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医療技術評価提案書(保険既収載技術用)
整理番号

379201

※事務処理用

提案される医療技術名
申請団体名

創傷処理(筋・臓器に達しない長径5cm以下)を指ごとに算定可とする
日本臨床整形外科学会
30整形外科

主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科

13外科
関連する診療科(2つまで)
33形成外科

提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無



過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する

リストから選択

提案当時の医療技術名



追加のエビデンスの有無
診療報酬区分
診療報酬番号

再評価区分(複数選択可)


000 4
1-A

算定要件の見直し(適応)

該当する場合、リストから○を選択

1-B

算定要件の見直し(施設基準)

該当する場合、リストから○を選択

1-C

算定要件の見直し(回数制限)

該当する場合、リストから○を選択

2-A

点数の見直し(増点)

該当する場合、リストから○を選択

2-B

点数の見直し(減点)

該当する場合、リストから○を選択



項目設定の見直し

該当する場合、リストから○を選択



保険収載の廃止

該当する場合、リストから○を選択



新規特定保険医療材料等に係る点数

該当する場合、リストから○を選択



その他(1~5のいずれも該当しない)

「6

提案される医療技術の概要(200字以内)

その他」を選んだ場合、右欄に記載


通則の変更

手の外科の場合、複数指を損傷する事例が時として見られる。骨折観血的治療等は各指ごとに算定可能であるが、単なる皮膚縫合を他指に施行し
た場合には算定出来ない。指は術後拘縮を来すことがあり、縫合には細心の注意が必要であり、創傷処置には時間と労力を要することが多い。現
行で5センチメートル未満530点であるが、労災と同様受傷した指数分算定可とする。

文字数: 171

再評価が必要な理由

現在手指の創傷で複数指で及んでいる場合は、近接した創傷の長さを合計して1つの創として取り扱われているが、複数指の創の場合、鋸や
チェーンソー等による事が多く、創はジグザグになったり、フラップ状にもなり複雑で縫合は簡単ではなく創の長さ以上に技術と時間を要す。手
指の鋸やチェーンソー等による複数指創傷の場合には、創傷処理(筋・臓器に達しない5cm以下)を手指通則14(4)指に係る同一視野の範囲(ロ)
に加えることにより、労災と同様各指毎に算定可となるように要望する。

【評価項目】

①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)

②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項

(ここから)外保連試案データ--------------------------外保連試案費用(人件費+償還できない材料等):20,724円
外保連試案2022掲載ページ:42-43
外保連試案ID(連番):S91-0000100
技術度:B 医師(術者含む):2 看護師:1 その他:0 所要時間(分):30
--------------------------------------現在手指の創傷で複数指に及んでいる場合は、近接した創傷の長さを合計して1つの創として取り扱われているが、複数指の創の場合、鋸や
チェーンソー等によることが多く、創はジグザグになったり、フラップ状にもなり複雑で縫合は簡単ではなく創の長さ以上に技術と時間を要す。
手指の鋸やチェーンソー等による複数指創傷の場合には、創傷処理(筋・臓器に達しない、長径5cm以下)を手術通則14(4)指に係る同一視野の範
囲(ロ)に加えることにより労災と同様各指ごとに算定可となるよう要望する。

対象とする患者 多数指の外傷
・医療技術の内容 各指ごとに縫合処理を行う。
・点数や算定の留意事項 創傷が数ヶ所ありこれを個々に縫合する場合は、近接した創傷についてはそれらの長さを合計して1つの創傷として取
り扱い、他の手術の場合に比し著しい不均衡を生じないようにすること。


診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)

000 4

医療技術名

創傷処理

筋肉、臓器に達しないもの(長径5センチメートル未満)

治癒率、死亡率やQOLの改善等の長期予 治癒率、死亡率には影響はないが、QOLの改善等長期予後は改善される。
後等のアウトカム
③再評価の根
拠・有効性
ガイドライン等での位置づけ

④普及性の変化
※下記のように推定した根拠

ガイドライン等での記載なし(右欄にガイドライン等
ガイドラインに示されていない。
の改訂の見込み等を記載する。)

創傷処理 筋肉、臓器に達しないもの(長径5センチメートル未満)を必要とする手指の外傷の頻度の統計はない。自院での過去3年間の統計では
創傷処理K000 4を算定した患者のうち40%が指であり、複数指の創傷処理は1%であった。

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