提案書15(2801頁~2999頁) (90 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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【技術の概要】
・下顎無歯顎オトガイ孔間に広範囲顎骨支持型装置を2
本埋入し、それを支持とした可撤式全部床義歯を装着す
る。
【対象疾患】
・下顎無歯顎高度顎堤吸収
年間対象患者は2500人程度と考えられる。
【既存の治療法との比較】
・海外の研究において、術後の患者満足度や快適性、咀嚼機
能も含めたQOLが40%以上有意に増加する。
・国内の研究において、咀嚼能力(咀嚼混合能力・粉砕能力・
咬合力)全てが有意に向上する。
・全部床義歯と比較して、多様な栄養素およびエネルギー摂取
量が向上し、低栄養予防およびフレイル予防が図れる。
・全部総義歯と比較して、外科的侵襲を伴う治療となるが、合
併症の発症率は極めて低い。
咀嚼能力による
健康余命の違い
【対象疾患の定義と適応症】
①ACP分類(無歯顎患者の難易度分類)ClassⅢ-Ⅳ
栄養素等摂取量
Class Ⅰ:21mm以上
Ⅱ:16~20㎜
Ⅲ:11~15㎜
Ⅳ:10mm以下
②口腔機能低下症患者
2890
【診療報酬上の取扱】
・J手術
2回法 1次手術 11,500点
2次手術 4,500点