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提案書15(2801頁~2999頁) (77 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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年間対象者数の
変化

年間実施回数の
変化等

見直し前の症例数(人)

若干数

見直し後の症例数(人)

若干数

見直し前の回数(回)

若干数

見直し後の回数(回)

若干数

⑤医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)

・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

歯科口腔外科を標榜している病院で、関連学会から示されている指針に基づいた所定の研修を修了し、当該診療科医について5年以上の経験を
有する常勤の歯科医師が1名以上配置されていること

施設の要件
緊急事態に対応するための体制その他当該療養を行うにつき必要な体制が整備され、当該療養を行うにつき十分な専横施設を有し、当該保険医
(標榜科、手術件数、検査や手術の体 療機関内に当該療養を行うにつき必要な歯科医師及び看護師が配置されていること。
制等)
人的配置の要件
関連学会から示されている指針に基づいた所定の研修を修了し、当該診療科医について5年以上の経験を有する常勤の歯科医師が1名以上配置
(医師、看護師等の職種や人数、専門 されていること。
性や経験年数等)
その他
顎関節人工関節全置換術の適正臨床指針2019(公社 日本口腔外科学会・ 一社 日本顎関節学会合同顎関節人工関節全置換術臨床指針作成委員
(遵守すべきガイドライン等その他の 会)
要件)

⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

全置換型人工顎関節置換術は、人工材料により下顎頭と関節窩の再建および全置換をする手術であり、側頭骨・下顎骨の状態および周囲組織の
状態を把握するために、必ずCT撮影により3Dモデルを作製して骨削除範囲および削除量を検討するため画像等手術支援が必要である。

⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

画像等手術支援加算が可能な他の手術と同様に倫理性・社会的妥当性に問題はない

⑧点数等見直し
の場合

見直し前
見直し後
その根拠

顎関節人工関節全置換術59,260点のみ
顎関節人工関節全置換術59,260点+画像等手術支援加算2,000点=61,260点
顎関節人工関節全置換術59,260点に、これまで加算のなかった画像等手術支援加算2,000点が算定される

区分
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)

区分をリストから選択

特にない

番号
技術名
具体的な内容
増(+)

プラスマイナス
⑩予想影響額

予想影響額(円)

年間10件×2,000点=200,000円

その根拠

顎関節人工関節全置換術が施行されるのが年間10名として画像等手術支援加算分の200,000円が増える

備考

⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
特になし
品、医療機器又は体外診断薬

⑫その他

特になし

⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

なし

1)名称

Clinical Guidelines for Total Temporomandibular Joint Replacement.

2)著者

Tetsuya Yoda, Nobumi Ogi, Hiroyuki Yoshitake, Tetsuji Kawakami, Ritsuo Takagi, Kenichiro Murakami, Hidemichi Yuasa, Toshirou
Kondoh, Kancyu Tei, Kenichi Kurita

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Japanese Dental Science Review:2020 56(1):77-83.

4)概要

デジタルガイドを組み込むことで、スクリューの長さをあらかじめ計測でき、下顎枝のスクリュー設置位置を下歯槽神経損傷しないように設定
できる

1)名称

顎関節人工関節全置換術の術式〜ステップ解説〜

2)著者

儀武啓幸

3)雑誌名、年、月、号、ページ

日本口腔外科学会雑誌,2021,67(10), 561-570.

4)概要

患者のCT データから作製した3D モデルを用いた術前の検討により、ストックタイプの人工顎関節が形態的に適合して適用可能であるか否かの
評価を行うことは重要である。術前のシミュレーション手術で決定したサイズのトライアルを試適してサイズの確認を行う。サイズが問題なけ
れば術前のシミュレーションに従い、間節隆起の削除、頰骨弓外側の切削を行い、Fossa implant が適合するようにトライアルの試適を繰り返
しながら骨削除を進める。

1)名称

Total prosthetic replacement of the temporomandibular joint

2)著者

NICE:National Institute for Health and Care Excellence

3)雑誌名、年、月、号、ページ

www.nice.org.uk/guidance/ipg500 [Accessed 17 April 2023].

4)概要

National Institute for Health and Care Excellence (NICE)が、2014 年 8 月にイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルラン
ドの NHS に対し提案した、顎関節人工関節全置換術に関するガイダンス。顎関節人工関節全置換術に関する推奨事項、適応症と現在の治療
法、手順、有効性、安全性についての解説が示されている。

⑭参考文献1

⑭参考文献2

Interventional procedures guidance

⑭参考文献3

2877