最終評価報告書 第3章(Ⅱ5~Ⅳ) (101 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28410.html |
出典情報 | 健康日本21(第二次)最終評価報告書を公表します(10/11)《厚生労働省》 |
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成⼈の喫煙率の直近値(令和元(2019)年)は 16.7%で、ベースライン(平成 22(2010)
年)の 19.5%と⽐較して有意に減少(P=0.04)している。経年的な推移の分析では、平成 24
(2012)年までは有意な減少はなかったが、その後、有意に減少(P=0.005)している(図表
Ⅱ-5-(5)-2)。
男⼥別にみると、男性の喫煙率は有意に減少したが、⼥性の喫煙率は有意な増減がなかった
(図表Ⅱ-5-(5)-3)。
年齢階級別にみると、男性は 60 歳代を除く年代で減少傾向がみられた。⼥性は 20 歳代〜40
歳代で減少傾向がみられたが、50 歳代〜60 歳代では増加傾向がみられた(図表Ⅱ-5-(5)-4、
図表Ⅱ-5-(5)-5)。
分析に基づく評価は、有意に改善しているが、ベースラインから直近までに 2.8%しか減少しておら
ず、⽬標年度までの⽬標到達が危ぶまれることから「B* 現時点で⽬標値に達していないが、改善傾
向にある(⽬標年度までに⽬標到達が危ぶまれる)」と判定した。
なお、本⽬標項⽬の指標は、健康⽇本 21(第⼆次)開始以前から継続してデータが取られてい
るが、平成 12(2000)年から令和元(2019)年までの 20 年間でみても、男⼥ともに有意に減
少している。
図表Ⅱ-5-(5)-2︓成⼈の喫煙率の推移(男⼥計)
資料︓厚⽣労働省「国⺠健康・栄養調査」
注 ︓喫煙者の定義は、
平成 12(2000)年〜平成 14(2002)年は、現在喫煙している者。
平成 15(2003)年〜平成 22(2010)年は、合計 100 本以上⼜は6か⽉以上たば
こを吸っている(吸っていた)者。
平成 23(2011)年、平成 24(2012)年は、これまでたばこを習慣的に吸っていたことが
ある者のうち、「この1か⽉間に毎⽇⼜はときどきたばこを吸っている」と回答した者。
平成 25(2013)年以降は、たばこを「毎⽇吸っている」⼜は「時々吸う⽇がある」と回答し
た者。
5.(5)喫煙
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第3章 Ⅱ