最終評価報告書 第3章(Ⅱ5~Ⅳ) (99 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28410.html |
出典情報 | 健康日本21(第二次)最終評価報告書を公表します(10/11)《厚生労働省》 |
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背景
○ 喫煙は、⾼⾎圧と並んで、⽇本⼈が命を落とす回避可能な主要なリスク因⼦であり、喫煙者本
⼈の喫煙による年間の超過死亡数は 19 万⼈と報告されている
死亡数は、約 15,000 ⼈と推定されている
2)
1)
。⼀⽅、受動喫煙による超過
。これらの健康被害により、多くの超過医療費、労
働⼒損失等の経済損失が⽣じている。
○ 当⾯並びに将来の健康被害や経済損失を回避するために、また、たばこの規制に関する世界保
健機関枠組条約(以下「たばこ規制枠組条約」という。)の締約国としての国際的責務を果たす
ためにも、たばこ対策の着実な実⾏が必要である。
○ たばこ対策に関する指標としては、「喫煙率の低下」と「受動喫煙への曝露状況の改善」に関わる
ものを設定することが重要である。喫煙率の低下は、それが喫煙による健康被害を確実に減少させ
る最善の解決策である
3)
。また、受動喫煙の曝露状況の改善により、短期的に急性⼼筋梗塞や
成⼈及び⼩児の喘息等の呼吸器疾患による⼊院を減少させる等、確実な健康改善効果が期待
できる 4)。
○ 健康⽇本 21(第⼆次)においては、「成⼈の喫煙率の減少」、「未成年者※1の喫煙をなくす」、
「妊娠中の喫煙をなくす」、「受動喫煙の機会を有する者の割合の減少」の4つの⽬標を設定した。
1 ⽬標項⽬の評価状況
評価
A ⽬標値に達した
0
B 現時点で⽬標値に達していないが、改善傾向にある
4
B* Bの中で⽬標年度までに
⽬標到達が危ぶまれるもの
(内3)
C 変わらない
0
D 悪化している
0
E 評価困難
0
※1
⺠法の改正法施⾏に伴い、令和4年4⽉1⽇から「未成年者」を「20 歳未満の者」と呼称する。以
下同じ。
5.(5)喫煙
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項⽬数
第3章 Ⅱ