参考資料1 高齢者の医薬品適正使用推進事業に係る実態調査及び指針と業務手順書等の見直しの検討・作成一式 報告書 (117 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40741.html |
出典情報 | 高齢者医薬品適正使用検討会(第18回 6/21)《厚生労働省》 |
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地域薬剤師会へのアンケート調査結果
2.地域におけるポリファーマシー対策の状況
• 「地域でのポリファーマシー対策を推進していくにあたって、講じられている取組」として、「行政・
自治体と連携した取組」や「研修会の実施」などに関する事項があげられた。
地域でのポリファーマシー対策を推進していくにあたって、講じられている取り組み
(問18-その他)
分類
回答内容
行政・自治体と連携した取組
• 『市町村国保の適正服薬指導に対する薬剤師会連携事業』にて、各市町村へ多剤服用患者抽
出等の支援を実施
• 東京都が主体となり委託事業として、中核病院と地域薬局のトレーシングレポートに関する
連携事業が2022年に行われ、心理的にトレーシングレポートを送りやすい環境が作られた
研修会の実施
• 薬剤師会での研修活動において在宅を中心としたポリファーマシー対策をテーマに取り上げ
ている
自主的な調査
• 一度、地域の基幹病院と薬局による入退院時の連携事業を、県のポリファーマシー事業と位
置づけ実施したことがあり、その際、病院の医師が入院時にポリファーマシーに介入するこ
とを躊躇するということに対して、地域医師会の協力を得て、地域のかかりつけ医が、病院
の担当医が入院時に処方介入することへの意識調査を行ったことがある。結果は、介入を反
対するかかりつけ医はほぼいないことがわかった。
対策会議の実施
• 薬局薬剤師が地域包括ケア会議等に積極的に参加し、保健師やケアマネらと顔の見える関係
性を築き、意見交換しやすくしている
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