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参考資料1 高齢者の医薬品適正使用推進事業に係る実態調査及び指針と業務手順書等の見直しの検討・作成一式 報告書 (74 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40741.html
出典情報 高齢者医薬品適正使用検討会(第18回 6/21)《厚生労働省》
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第2章

病院へのアンケート調査結果

5.ポリファーマシー対策における院外との連携状況

地域でのポリファーマシー対策が進まない理由(問43-その他)
分類

回答内容

国の対策不足

• 地域での対策も必要だが、そもそも国が不要な薬剤の保険適応を認めない、承認取り消し、国家的
なフォーミュラリーなど対策を進める必要がある。リソースの少ない医療機関・地域に対策を委ね
ても余力のない医療機関では対策は進まない。個別の医療機関・診療所・クリニックが不適切処方
やエビデンスの乏しい薬剤、費用対効果で劣る薬剤を自由に処方できる環境がポリファーマシーを
生む背景になっており、出された処方を薬局や医療機関で見直す状況は、疑義照会など人手がかか
る構造になっている。

地域で実施したポリファーマシー対策に関わる具体的な取り組み(問45)
回答内容
• 退院サマリー・情報提供書などの振り返り研修を実施し、地域で評価する体制を作っている。 今後は病院・薬局双
方の立場から参加できるディスカッションの場を設けたい

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