参考資料1 高齢者の医薬品適正使用推進事業に係る実態調査及び指針と業務手順書等の見直しの検討・作成一式 報告書 (16 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40741.html |
出典情報 | 高齢者医薬品適正使用検討会(第18回 6/21)《厚生労働省》 |
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病院へのアンケート調査結果
1.病院への調査結果サマリー
●多職種連携の状況(問21〜問24)
• 多職種で構成されるポリファーマシー対策のためのチームの設置があるか(問21):「はい」
(8.5%)
• 処方見直しに関する情報を共有する目的で、多職種連携を行っているか(問22) :「はい」(36.1%)
• どのような多職種連携・協働を実施しているか(問23):「電子カルテに処方の見直しについて記載し、
多職種で情報共有して連携を図る 」(64.2%)
• 診療科間で処方意図を共有する仕組みや機会はあるか(問24):「ある」(19.7%)
●お薬手帳の活用状況(問25〜問26)
• ポリファーマシー対策を実施する上で、お薬手帳がうまく活用されているか(問25):「はい」
(51.7%)
• お薬手帳(紙媒体・電子媒体)がうまく活用されていないと思う理由(問26) :「お薬手帳に服用薬が全て
記載されていないため(一元管理ができていないため) 」(75.4%)
●患者家族の同意の状況(問27_1)〜4)、7))
• 過去1年間で、ポリファーマシーを解消するために処方の見直しを勧めた際、患者や家族から拒否され
たことはあったか(問27ー①):「はい」(21.4%)
• 処方の見直しを拒否する理由を患者や家族に確認しているか(問27ー②):「はい」(90.5%)
• 約3年前と比較して、処方見直しに対する患者や家族の抵抗感はどのように変化しているか(問27ー
④):「変わらない」(76.9%)、「減っている」(21.1%)
• 患者や家族に処方の見直しを勧める際に、患者や家族の不安解消、同意を得るために工夫している点
(問27-⑦) :
「処方の見直し(例:慢性的に処方されている薬剤の再評価)によるメリットを伝える 」(62.9%)
「患者・家族への傾聴 」(59.9%)
「多剤服用の不利益、中止後の対応(体調変化のモニタリング等)を伝える 」(51.7%)
「服薬を中止した後、問題が生じた場合は速やかに再開できることを伝える 」(48.0%)
●介入患者数、医師への処方提案数の変化(問27_5)〜6))
• 約3年前と比較して、全患者数に占める介入患者数の割合はどのように変化しているか(問27ー⑤):
「変わらない」(56.8%)、「増えている」(36.4%)
• 約3年前と比較して、全患者数に占める医師への処方提案数の割合はどのように変化しているか(問
27ー⑥):「変わらない」(49.3%)、「増えている」(46.6%)
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多職種で構成されるチームを設置し
ている病院は1割と低い
診療科間での処方意図を共有する仕
組みや機会がある病院は2割と低い
お薬手帳が上手く活用されている病
院は5割
患者や家族からの拒否があった割合
は2割と低い
介入患者数の割合は「変わらない」
が6割
処方提案数の割合は「変わらない」
が5割
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