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参考資料1 高齢者の医薬品適正使用推進事業に係る実態調査及び指針と業務手順書等の見直しの検討・作成一式 報告書 (51 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40741.html
出典情報 高齢者医薬品適正使用検討会(第18回 6/21)《厚生労働省》
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第2章

病院へのアンケート調査結果

4.ポリファーマシー対策の状況

• 過去1年間で、ポリファーマシーを解消するために処方の見直しを勧めた際、患者や家族から拒否されたことはあったかについ
ては、「はい」が21.4%であった。
• 処方の見直しを拒否する理由を患者や家族に確認しているかについては、「はい」が90.5%であった。
• 「患者や家族が処方見直しを拒否する理由」として、「本人・家族の強いこだわり」や「薬を減らすこと、変更することへの不
安」などに関する事項があげられた

過去1年間において、患者や家族に対し
ポリファーマシーを解消するために処方の
見直しを勧めた際、患者や家族の同意が得られ
ず拒否されたケースはあるか(問27-①)

処方の見直しを拒否する理由を
患者や家族に確認しているか(問27-②)
いいえ
9.5%
n=63

n=294
はい
21.4%

いいえ
78.6%

はい
90.5%

患者や家族が処方見直しを拒否する理由(問27-③)
分類

回答内容

本人・家族の強いこだわり

• 薬は体によく、飲むことで健康になると思い込みが強い
• 処方薬剤(主に睡眠剤や下剤が多い)に強いこだわりがあり、薬剤変更・中止に否定的であるため

薬を減らすこと、変更する
ことへの不安

• 慣れているお薬を変えられたくない。現在の薬が最も合っていると思われている

かかりつけ医への信頼

• 処方の見直しをすることで処方医との関係性が悪化する可能性を不安視されるため
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