よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料1 高齢者の医薬品適正使用推進事業に係る実態調査及び指針と業務手順書等の見直しの検討・作成一式 報告書 (85 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40741.html
出典情報 高齢者医薬品適正使用検討会(第18回 6/21)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

第3章

地域薬剤師会へのアンケート調査結果

2.地域におけるポリファーマシー対策の状況

• 所在地域で行われているポリファーマシー対策については、「患者が、地域のお薬相談会等でポリファーマシーについ
て相談する機会を作っている」が49.6%で最も割合が高く、ついで「ポリファーマシー対策の対象患者を抽出(患者に
介入)する取り決めや手順がある」が44.0%、「地域での複数の施設間でポリファーマシー対策のための連携体制を構
築している」が43.2%であった。

地域でのポリファーマシー対策の具体的な取り組みの実施有無(問6-①)
n=125

0%

20%

40%

地域での複数の施設間でポリファーマシー対策のための連携体制を構築している
(例:病院間での連携、病院・薬局間での連携、薬局間での連携、病院・診療所間での連携など)

44.0

処方変更に関する検討を行う取り決めや手順がある

15.2

複数回答
問5で「1.はい
(対策が行わ
れている)」
を回答した場
合に回答する

9.6
17.6

患者ごとのポリファーマシー対策の状況を必要に応じ地域の関係者と共有している

30.4

患者が、地域のお薬相談会等でポリファーマシーについて相談する機会を作っている
その他

100%

32.8

ポリファーマシー対策の対象患者を抽出(患者に介入)する取り決めや手順がある

ポリファーマシー対策に関して担当者を決めている

80%

43.2

患者に対する処方情報を関係者間で共有するための仕組みがある

処方変更を患者や家族に説明するための手順やツールがある

60%

49.6
16.0

地域でのポリファーマシー対策の具体的な取り組み(問6-その他)
分類

回答内容

行政・自治体と連携
した取組

• 行政担当と連携し、多剤服用患者と抽出された患者に対して相談・指導を実施している
• 自治体が国保の情報を元に重複、禁忌などをピックアップしてお薬相談を希望する患者にはかかりつけ薬
局などで薬の相談を行う。その際にポリファーマシーの相談なども行うという事を過去2回行った
• 保健指導支援業務においてレセプトデータからポリファーマシー患者を抽出し、医療機関、薬局に対応を
促す取り組みを実施している

ケアマネジャーと連
携した取組

• ケアマネジャーが一定の書式を使って要介護者の服薬スクリーニングをおこなう項目のなかに「6種類以
上の薬を服用している」かを問う項目がありかかりつけ薬局と共有する仕組みがある
© 2024 NTT DATA INSTITUTE OF MANAGEMENT CONSULTING, Inc.

85