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参考資料1 高齢者の医薬品適正使用推進事業に係る実態調査及び指針と業務手順書等の見直しの検討・作成一式 報告書 (46 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40741.html
出典情報 高齢者医薬品適正使用検討会(第18回 6/21)《厚生労働省》
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第2章

病院へのアンケート調査結果

4.ポリファーマシー対策の状況

• 「ポリファーマシー対策を効率的に行うための工夫」として、「業務を標準化した様式の利用」や「入
院時、持参薬の確認における対応」などに関する事項があげられた。

ポリファーマシー対策を効率的に行うための工夫(問20)
分類

回答内容

業務を標準化した様式の利用

• 対象薬を絞り込んでリスト化し、入院時にスクリーニングをかけるようにしている。またそ
の記録も最低限で済むよう標準化
• 原則すべての入院患者に「薬剤総合評価カンファレンスシート」を作成し、医師、看護師、
薬剤師がそれぞれ記載し、考えをまとめてもらっている

入院時、持参薬の確認におけ
る対応

• 持参薬鑑別の際に、4週以上服用継続の薬剤の種類が6種類以上あるかどうかを確認している
• 入院時持参薬から院内処方に切り替える際に担当医と担当薬剤師が見直しが可能か検討して
いる。 患者に副作用がみられたときに原因薬剤の検討を担当医師と担当薬剤師が検討してい


多職種・各担当との連携

• 多職種カンファレンスに薬剤師が必ず参加する

情報の収集・共有

• 院内採用薬で漫然と投与されやすい薬剤リストを作成している

その他

• モデル病棟での対策。広くやっても結局他病棟でカンファレンスの出席がまちまちになった
り、結局病棟ごとのばらつきは大きく、薬剤師自体の考え方の隔たりが大きい
• 眠りスキャンにより得られた睡眠パターンから、眠剤の調整等をしている

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