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参考資料1 高齢者の医薬品適正使用推進事業に係る実態調査及び指針と業務手順書等の見直しの検討・作成一式 報告書 (50 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40741.html
出典情報 高齢者医薬品適正使用検討会(第18回 6/21)《厚生労働省》
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第2章

病院へのアンケート調査結果

4.ポリファーマシー対策の状況

• ポリファーマシー対策を実施する上で、お薬手帳がうまく活用されているかについては、「はい」が51.7%であった。
• お薬手帳がうまく活用されていないと思う理由は何かについては、「お薬手帳に服用薬が全て記載されていないため(一元管理
ができていないため) 」が最も割合が高く75.4%であった。
• 「お薬手帳がうまく活用されていないと思う理由」として、「医師・看護師がお薬手帳を見ない」や「かかりつけ薬局が複数あ
り、管理できていない」などの事項があげられた。

ポリファーマシー対策を実施する上で、
お薬手帳(紙媒体・電子媒体)がうまく
活用されているか(問25)

お薬手帳(紙媒体・電子媒体)がうまく活用されて
いないと思う理由(問26)
複数回答
問25で「2.いいえ」を回答した場合に回答する
n=142

n=294

いいえ
48.3%

0%

20%

60%

お薬手帳等が1冊にまとめられていないため

49.3

患者がお薬手帳を忘れるため

50.0

患者がお薬手帳を紛失するため

はい
51.7%

40%

100%

19.0

お薬手帳に服用薬が全て記載されていないため
(一元管理ができていないため)
患者がお薬手帳の活用に賛同していないため

80%

75.4
4.9

その他

25.4

お薬手帳がうまく活用されていないと思う理由(問26-その他)
分類

回答内容

医師・看護師がお薬手帳を見ない

• 薬剤師以外はあまりお薬手帳を見ない

かかりつけ薬局が複数あり、管理
できていない

• かかりつけ薬局が複数あり、お薬手帳がシール台帳になり、本来の役割を果たしていない

処方意図が分からない

• 処方が開始された理由の記載がないため
• お薬手帳に記載された情報が古い場合があり、結局、処方元や調剤薬局に問い合わせる必
要が生じている
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