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参考資料1 高齢者の医薬品適正使用推進事業に係る実態調査及び指針と業務手順書等の見直しの検討・作成一式 報告書 (55 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40741.html
出典情報 高齢者医薬品適正使用検討会(第18回 6/21)《厚生労働省》
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第2章

病院へのアンケート調査結果

4.ポリファーマシー対策の状況

• 処方の見直しを勧める際に患者や家族の不安解消、同意を得るために工夫している点については、「処方の見直し(例:慢性的
に処方されている薬剤の再評価)によるメリットを伝える 」が最も割合が高く62.9%で、ついで「患者・家族への傾聴 」が
59.9%、「多剤服用の不利益、中止後の対応(体調変化のモニタリング等)を伝える 」が51.7%、「服薬を中止した後、問題が
生じた場合は速やかに再開できることを伝える 」が48.0%であった。

患者や家族に処方の見直しを勧める際に、患者や家族の不安解消、同意を得るために工夫している点(問27-⑦)
n=294

0%

20%

40%

60%

患者・家族への傾聴

100%

複数回答

59.9

多剤服用の不利益、中止後の対応
(体調変化のモニタリング等)を伝える

51.7

処方の見直し(例:慢性的に処方されている薬剤の再評価)
によるメリットを伝える

62.9

具体事例を用いて服薬が不要な薬剤について説明する

35.4

服薬を中止した後、問題が生じた場合は
速やかに再開できることを伝える

48.0

医師による処方変更の説明と患者の同意により、
薬剤師が服薬指導、看護師が説明を行う

29.9

再診時に、患者の経過を観察する

17.0

製薬会社のパンフレットなど
患者が理解しやすいツールを用いて説明する
診察時に薬剤師が同席する

80%

12.9
3.7

多剤服用の見直しについて、国として取り組んでいることを説明する

15.0
21.1

1錠ずつ減量・頓服にすることから試みる
その他

11.9

患者や家族に処方の見直しを勧める際に、患者や家族の不安解消、同意を得るために工夫している点(問27-⑦-その他)
回答内容
• 紹介状の返答で、処方変更の依頼を行っている(地域連携)
• ポリファーマシーだからという捉えかた方ではなく、あなたにとって必要かどうかを見ていることを伝えている
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