第3章

地域薬剤師会へのアンケート調査結果

２．地域におけるポリファーマシー対策の状況

• 地域での典型的なポリファーマシー対策事例は患者の抽出方法により、「①レセプトデータから抽出するケース」と
「②医療・介護職が抽出するケース」の２つに分かれることが把握された。
• また例えば、「①レセプトデータから抽出するケース」は最初に患者に通知するケースと通知しないケースに分けられ
るなど、各ケースはさらにいくつかのケースに整理することができた。

地域での典型的なポリファーマシー対策事例 (問8)
①レセプトデータから抽出するケース
●典型的なケース

最初に医師に相談・受診するケース

●ケースの分類
最初に患者に通知
するケース

通知

最初に薬剤師が対応するケース

医師

患者

最初に行政、医師会・薬剤師会、医療機関等
が対応するケース
高齢者を対象として講演会を行うケース

①レセプトデータか
ら抽出するケース

受診

レセプト
データ

薬剤師に相談するケース

最初に薬剤師会が対応するケース
最初に患者に通知
しないケース

最初に薬局が対応するケース
最初に行政・保険者が対応するケース
最初に保健師・看護師が対応するケース
最初に⺠間業者が対応するケース

②医療・介護職が抽出するケース
●典型的なケース

患者

服薬指導
残薬把握

●ケースの分類

薬局薬
剤師

患者抽出
連絡

②医療・介護職が抽
出するケース

処方検討
かかりつけ医

最初に薬剤師に相談するケース
最初に介護職に相談するケース

患者

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