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参考資料1 高齢者の医薬品適正使用推進事業に係る実態調査及び指針と業務手順書等の見直しの検討・作成一式 報告書 (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40741.html
出典情報 高齢者医薬品適正使用検討会(第18回 6/21)《厚生労働省》
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第2章

病院へのアンケート調査結果

1.病院への調査結果サマリー

●地域連携体制の状況(問35〜問36)
• 地域包括ケアシステムを担う医療・介護関係者等との連携体制があるか(問35):「はい」(56.1%)
• 医療・介護関係者等との連携方法や連携先(問36):「院内の地域連携室を活用している」(91.5%)
●地域連携によるポリファーマシー対策の実施状況(問37〜問42)
• 所在する地域で地域単位や複数の組織で連携したポリファーマシー対策が行われているか(問37):「いいえ・
分からない」(95.6%)
• 地域でのポリファーマシー対策として行われている施策(問38-①)については、「地域での複数の施設間でポリ
ファーマシー対策のための連携体制を構築している 」(69.2%)
• 地域でのポリファーマシー対策を進めるために、地域で講じられている工夫(問41-①)については
「対策を推進する上での中核的な役割を担う主体を巻き込んでいる」(46.2%)
「医療従事者に対して、有識者の講演等を通じてポリファーマシー対策の重要性を啓蒙すること 」(46.2%)
• ポリファーマシー対策に関して、院外との情報連携で活用している方法(問42-①):「お薬手帳」(67.3%)、
「診療情報提供書」(46.9%)

 医療・介護関係者等との連携体制が
ある病院は6割

 所在地域における組織的なポリ
ファーマシー対策が行われていない、
分からない病院が10割(95.6%)と
高い

●地域でポリファーマシー対策が進まない理由(問43)
• 「地域でポリファーマシー対策を中心となって推進する組織がないこと 」(68.4%)
「地域単位でのポリファーマシー対策を検討する会議体(会議体等の設置)がないこと 」(66.0%)
●地域で複数の組織が連携してポリファーマシー対策を実施することによるメリット(問44)
• 「(普及啓発により)ポリファーマシー対策に協力する組織が増える」(69.2%)
「ポリファーマシーが回避・改善される患者が増える 」(69.2%)
●服薬情報等提供書の活用状況(問47〜問49)
• ポリファーマシー対策として、服薬情報等提供書(トレーシングレポート)を活用したことがあるか(問47):
「頻繁に活用している」+「活用しているが頻度は低い」の合計(41.8%)
「受け取ったことがない」(24.1%)
• ポリファーマシー対策として服薬情報等提供書を活用していない理由(問48)
「地域におけるごく一部の薬局からのみ提供されるため、病院全体として活用する方針に至っていない 」
(54.0%)
「ポリファーマシー対策として有用な情報は記載されていない 」(45.5%)
• ポリファーマシー対策を行う上での服薬情報等提供書の問題(問49)
「服薬情報等提供書の認知度が低いこと」(59.5%)

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 ポリファーマシー対策として服薬情
報提供書を活用したことがある病院
は4割と低い

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