よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料1 高齢者の医薬品適正使用推進事業に係る実態調査及び指針と業務手順書等の見直しの検討・作成一式 報告書 (38 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40741.html
出典情報 高齢者医薬品適正使用検討会(第18回 6/21)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

第2章

病院へのアンケート調査結果

4.ポリファーマシー対策の状況

• ポリファーマシー対策を始める・進める際の問題が生じる割合を一定以上低くすると考えられる取組と
して、「組織的なポリファーマシー対策」など下図緑色の枠内に示す取組内容があることが把握された。

ポリファーマシー対策を始める・進める際の問題にかかるクロス集計結果(問15-①)
問15_1:ポリファーマシー対策を始める・進める際の問題

人手不足
で、対象患
者の抽出
や、検討す
る時間を作
れない

全 体

全 体
組織的にポリファーマシー対策を行っている
(組織的ではなく)個々の医師の判断でポリファーマシー対策を行っている
問14_1:現在のポリファーマシー対策
ポリファーマシー対策を行いたいが行っていない
ポリファーマシー対策を行いたくないため行っていない
不足している
問16:ポリファーマシー対策を行う人員が不足しているか
不足していない
取り組んでいる
問19:ポリファーマシー対策における業務時間確保のた
め、薬剤師のタスクシフト/タスクシェアに取り組んでいるか 取り組んでいない
問21:多職種で構成されるポリファーマシー対策のための はい
チームを設置しているか
いいえ
問22:処方見直しに関する情報を共有する目的で多職種連 はい
携を行っているか
いいえ
問24:診療科間で処方意図を共有する仕組みや機会はあ ある
るか
ない
問25:ポリファーマシー対策を実施する上で、お薬手帳がう はい
まく活用されているか
いいえ
問28:医療従事者向けにポリファーマシー対策を普及啓発 はい
するための働きかけを行っているか
いいえ
問31:入院患者へのポリファーマシー対策のための取組を はい
規定し運用しているか
いいえ
問32:外来患者へのポリファーマシー対策のための取組を はい
規定し運用しているか
いいえ
地域ケア会議等で個々の患者のポリファーマシー対策について話し合っている
担当科医師へのコンサルテーションを行っている
処方を中止するための基準を設けている
問33: 外来患者へのポリファーマシー対策のための具体 ポリファーマシー対策の機能を備えたシステムを運用している
的な取組
ポリファーマシーの状態にある患者を抽出するためデータ解析を行っている
ポリファーマシー外来を設けている
その他
特に行っていることはない

294
54
135
104
1
255
39
74
220
25
269
106
188
58
236
152
142
75
219
47
247
5
289
2
21
1
2
2
3
15
251

81.0
64.8
80.0
90.4
100.0
91.4
12.8
64.9
86.4
72.0
81.8
68.9
87.8
79.3
81.4
78.3
83.8
69.3
84.9
66.0
83.8
40.0
81.7
50.0
57.1
100.0
50.0
50.0
66.7
80.0
83.3

ポリファーマ 医師が自科
多職種連携 お薬手帳が シーである 以外の処方 病態全体を
が十分でな うまく活用さ かを判断す 薬を調整す とらえること

れていない ることが難し ることが難し が難しい



44.9
31.5
45.2
51.0
100.0
48.6
20.5
32.4
49.1
24.0
46.8
30.2
53.2
34.5
47.5
40.8
49.3
38.7
47.0
38.3
46.2
20.0
45.3
50.0
42.9
50.0
33.3
40.0
45.4

17.7
18.5
14.1
22.1
19.6
5.1
13.5
19.1
8.0
18.6
17.0
18.1
19.0
17.4
6.6
29.6
13.3
19.2
17.0
17.8
18.0
4.8
26.7
18.7

40.8
31.5
42.2
44.2
41.2
38.5
32.4
43.6
40.0
40.9
41.5
40.4
39.7
41.1
33.6
48.6
29.3
44.7
23.4
44.1
41.5
50.0
23.8
50.0
33.3
40.0
42.2

79.6
72.2
83.0
78.8
100.0
81.2
69.2
82.4
78.6
80.0
79.6
83.0
77.7
72.4
81.4
78.3
81.0
80.0
79.5
78.7
79.8
20.0
80.6
50.0
71.4
50.0
100.0
66.7
86.7
80.1

40.1
42.6
36.3
43.3
100.0
41.6
30.8
39.2
40.5
32.0
40.9
42.5
38.8
39.7
40.3
36.2
44.4
34.7
42.0
31.9
41.7
20.0
40.5
50.0
28.6
100.0
50.0
50.0
66.7
33.3
40.6

見直し後の
処方内容を
かかりつけ 患者・家族
医へフィード の理解が得 その他
バックする体 られない
制が構築さ
れていない
40.5
35.2
36.3
49.0
42.0
30.8
29.7
44.1
32.0
41.3
35.8
43.1
34.5
41.9
38.8
42.3
33.3
42.9
38.3
40.9
41.2
50.0
14.3
50.0
50.0
33.3
26.7
43.0

15.6
20.4
16.3
12.5
15.3
17.9
17.6
15.0
20.0
15.2
17.9
14.4
17.2
15.3
14.5
16.9
18.7
14.6
19.1
15.0
20.0
15.6
9.5
100.0
50.0
26.7
15.5

上記に該当
するものは
ない

6.1
11.1
4.4
5.8
5.5
10.3
12.2
4.1
8.0
5.9
9.4
4.3
8.6
5.5
7.2
4.9
6.7
5.9
4.3
6.5
6.2
50.0
4.8
33.3
6.7
5.6

2.4
3.7
3.0
1.0
0.8
12.8
2.7
2.3
2.6
2.8
2.1
1.7
2.5
3.3
1.4
4.0
1.8
4.3
2.0
20.0
2.1
2.8



組織的なポリファーマシー対策



人員が不足していない





タスクシェア
多職種のチームの設置
処方見直しのための多職種連携



お薬手帳の活用

上記取組を行っている病院では
行っていない病院と比べて

生じる割合が低い
問題が存在する

※赤枠は「算定あり」の最大値と最小値の乖離が20ポイント以上ある場合に付した
N数が少ないことから対象外とした

© 2024 NTT DATA INSTITUTE OF MANAGEMENT CONSULTING, Inc.

38