令和5年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項・一括版) (123 ページ)
出典
公開元URL | https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/collaboration/pdf/r5_kouki_zentai_shiori_2.pdf |
出典情報 | 令和5年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項)(11/17)《東京都》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
臨港道路の橋梁・トンネルの長寿命化
(提案要求先 国土交通省)
(都所管局 港湾局)
東京港の円滑な物流を長期にわたって適切に維持していくため、
予防保全の観点から臨港道路の橋梁、トンネルの大規模改修(長寿
命化対策)に必要な財源を確保すること。
<現状・課題>
東京港の港湾施設等は、高度経済成長期までに集中的に整備されたものが多く、
更新時期の集中等が想定されていた。このため、それまでの対症療法的な管理か
ら予防保全型の管理に転換し延命化を推進している。
しかしながら、施設の高齢化は確実に進行し、いずれは寿命を迎え施設の更新
が必要となる。橋梁とトンネルの更新は、交通渋滞による社会的損失が大きくな
ることが想定され、また、膨大な事業費が短期間に発生する。
このため、予防保全の観点から、従来の維持補修に加え「長寿命化対策」とし
て、施設の大規模改修を行い性能を回復・向上させ、更なる延命化(100年程
度の延命を目指す)を図っていくことが必要である。
都は、令和3年9月に「東京港橋梁・トンネル長寿命化計画」を策定し、長寿
命化対策を計画的かつ迅速に推進する予定である。
<具体的要求内容>
「東京港橋梁・トンネル長寿命化計画」に基づき、臨港道路の橋梁、トンネル
の性能を回復・向上させる大規模改修を実施するために必要な財源を確保する
こと。
- 119 -