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令和5年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項・一括版) (59 ページ)

公開元URL https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/collaboration/pdf/r5_kouki_zentai_shiori_2.pdf
出典情報 令和5年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項)(11/17)《東京都》
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水辺空間のにぎわいの創出及び緑化の推進
(提案要求先 国土交通省)
(都所管局 建設局)

水辺空間におけるにぎわいの創出及び緑化の推進に必要な財源の
確保及び制度充実を図ること。
<現状・課題>
都では、都市に残された貴重なオープンスペースである河川において、水害に
対する安全対策のみならず、緑化の推進や隅田川のテラス整備など人々が水辺に
親しめる空間の整備を推進し、河川空間の魅力向上に努めてきた。
また、更なる水辺空間の魅力向上のためには、周辺の観光拠点等との結びつき
を強め、地域のにぎわいを相乗的に高めていくことが重要であるとの観点から、
隅田川の浅草や両国等のエリアにおいては、背後地の民間事業者や地元区と連携
し、水辺とまちの一体的なにぎわい空間の創出に向けた取組を進めている。
一方、国においても、平成23年4月に「河川敷地占用許可準則」の改正を行
い、地域活性化のための飲食店やオープンカフェ等について、一定のルールの下、
営業活動を行う事業者等による占用を可能とする規制緩和を行ったほか、水辺と
まちをつなげる、水辺と人をつなげるミズベリング・プロジェクトを継続的に実
施するなど、水辺空間の利用や民間活力の積極的な活用等の取組を推進している。
今後、首都東京の更なる魅力向上を図るとともに、ポストコロナを見据えたオ
ープンな公共空間の利活用を促すため、公園などの施策と幅広く連携しながら、
舟運拠点形成や、オープンカフェ等による河川敷地の民間活用の支援、回遊性向
上に資するインフラ等の整備を進めるなど、河川空間を活用した恒常的なにぎわ
いづくりに取り組んでいく必要がある。
さらに、これまで整備してきた点在する既存の緑をネットワーク化することに
よって都市環境の改善を図るなど、水辺空間の緑化を推進していくことも必要で
ある。
<具体的要求内容>
(1)水辺空間のにぎわいづくりを推進するために必要な財源を安定的・継続的
に確保し、東京に必要額を確実に配分すること。
(2)水辺空間の緑化を推進するために必要な財源を確保するとともに、交付金
制度の充実を図ること。

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