令和5年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項・一括版) (139 ページ)
出典
公開元URL | https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/collaboration/pdf/r5_kouki_zentai_shiori_2.pdf |
出典情報 | 令和5年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項)(11/17)《東京都》 |
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臨港道路の無電柱化
(提案要求先 国土交通省)
(都所管局 港湾局)
臨港道路における緊急輸送道路の無電柱化の推進に必要な財源の
確保を行うこと。
<現状・課題>
道路の上空を輻輳(ふくそう)する電線類や歩道内にある電柱は、都市の景観を
損ねるだけでなく、歩行者や車いすの通行の妨げとなっている。また、震災や台
風等の災害時には、倒壊した電柱や切断された電線類により道路が閉塞し、避難
路の確保や緊急車両の通行、物資輸送等の支障となるおそれがある。
このため、災害発生直後において、緊急車両の通行や緊急物資の輸送など、重
要な役割を担う臨港道路における緊急輸送道路の無電柱化は不可欠である。
こうした状況を踏まえ、無電柱化の取組を加速させるため、令和3年2月に策
定した「無電柱化加速化戦略」を踏まえ、令和3年6月に「東京港無電柱化整備
計画」を改定した。臨港道路の緊急輸送道路においては、年間の整備規模を倍増
させ、2035年度の完了を目指す。
<具体的要求内容>
(1)臨港道路における緊急輸送道路の無電柱化が計画的に推進できるよう、必
要な財源の確保を行うこと。
(2)無電柱化の取組を更に加速するため、電線管理者への支援も含め、単独地
中化方式などの整備手法について、制度設計を行うこと。
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